「これからの目標は……。『こういう役をやらせてみたい』と想像してもらえるような女優になりたいです。そして、繊細な部分をしっかり表現できるようになりたいな。きっとこれからもガーン、ガーンって壁にぶつかりながら進んでいくんでしょうね(笑)。『まれ』で教わったことを栄養にして、これからにつなげていきたいです」

 そう話すのは、NHK連続テレビ小説『まれ』でヒロイン・希を演じた土屋太鳳(20)。10カ月にわたる撮影を終えて、今、自分自身の成長について思うことを聞いた。

「前よりも演技が難しいと思うようになりました。先輩のみなさんから刺激を受けて、自分も同じようなお芝居がやりたい、たどりつきたいと思うぶん、自分の力不足をあたらめて感じたんです。そんな私に、みなさんが口をそろえて『焦らないでね、ゆっくりでいいんだから』と言ってくださって。その言葉が胸に残っています」

 たくさんの出会いを与えてくれた朝ドラ。彼女にとって、どんな場所になったのか。

「故郷ですね。撮影が終わって1カ月経ちますが、ふとした瞬間に『まれ』の現場のことを思い出して、あのときこうだったから、こうやってみようって思うんです。正直、つらいこともありましたけど、本当に大切な時間だし、青春だったし、宝物だなぁって」

 彼女は、『まれ』最終回の見どころを次のように語る。

「最終話に向けて、まわりの人たちが、希ちゃんの背中を押してくれます。横浜編の大事なメンバーも、能登の大切な家族も、大好きな同級生たちも。そこで彼女が自分なりに抱いた“世界一”とはいったいどういうものなのか、そこを見ていただきたいですね。ほかの登場人物の人生もしっかり進んでいるので、彼らの愛情だったり、変化にも注目してください!」

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