image
(写真/AFLO)

GPシリーズのカナダ大会で2位に終わった羽生結弦(20)。SPで2度のジャンプ失敗があり、まさかの6位発進。それが尾を引き、フリーでは4回転ジャンプを3回決めて巻き返したものの、優勝には届かなかった。背景には、想定外のアクシデントがあったという。

 

「大会2日前に現地入りした羽生選手ですが、数日前から持病の喘息が悪化して練習もままならない状態だったようです。咳など喘息の症状に加えて熱も38度以上。ホテルに着くとすぐ加湿器を運び込み、トレーナーが必死でケアに努めていました」(フィギュア関係者)

 

そんな体調不良のなか、SP本番を迎えた羽生。出だしの4回転ジャンプ失敗から、本人も「目の前が真っ白になった」と語るほどだった。呆然自失といった表情で得点を確認した羽生は、まだ息も絶え絶えな状態でインタビューに臨んだ。独占中継をしたテレビ朝日のインタビュアーは、松岡修造(48)だった。

 

「松岡さんの激励とも言える質問攻めに対し、羽生選手は終始タジタジでした。さらに松岡さんはその場を後にする彼の背中に向かって『壁にぶち当たってそれを乗り越えるのが大好きなんだから、きっと大丈夫!明日も頑張って!』と畳み掛けましたが、そのときも彼は、言葉を返さなかったそうです。いつもの羽生選手なら振り返って『はい、頑張ります!』と笑顔で答えそうなもの。でも実はその際、彼は表情を凍らせたまま、松岡さんに聞こえないように『キツイな……』と漏らしていたそうです」(前出・フィギュア関係者)

 

松岡といえば、日本一熱い男としてスポーツ界を盛り上げている立役者。しかしその熱さが逆に選手たちを困惑させることもあるという。

 

「松岡さんに聞かれればどんな不調のときでも応対せざるをえない。愛弟子とされるテニスの錦織圭選手でさえ、松岡さんのインタビューを実は苦手としているとの声もあります。

選手にとっては正直、“やりにくい人”といえるでしょう」(別のスポーツ関係者)

 

そんな松岡の状況を無視したいつでも熱いエールは、“傷心のゆづ”には重すぎたようだ。

 

「羽生選手はソチ五輪からずっと取材攻めの日々を送ってきました。このときも、さらに囲み会見が用意されていたそうで、限界だったようです。金メダリストといっても、彼はまだ20歳。つい本音が漏れてしまったのでしょう」(スポーツ紙記者)