image

11月10日付のブログで40代一般男性との婚約を発表した川村ひかる(36)。人気グラドルだった彼女は現在、講演会や専門学校での講師や講演活動に加え、食や美に関する商品プロデュースなどの会社社長でもある。

 

婚約者との初対面は1年前のゴルフ。友人が偶然連れてきたのが彼だった。だが「運命の出会い」当日は「死への恐怖」の始まりの日でもあった。すっかり“大人の女性”となった彼女が、婚約までのドラマを明かす。

 

「彼と出会ったその日、私はゴルフの途中でひどい頭痛に襲われたんです。あまりにも頭が痛いので、知人の医師に連絡してMRIのお願いをしました。そんな状態でしたから、彼のことは、あまり気にもとめず……。直後に病院で検査をしたら、脳動脈瘤と診断されたんです」

 

脳動脈瘤。それは脳の血管の一部が風船のようにふくらみ、その中に血液が溜まる病気。放っておくと、血管が破裂し脳内出血となり、最悪の場合は死に至ることもある。そんな彼女の心の支えとなったのが、「ゴルフ場で出会った彼」だった。

 

「私の様子を心配して、彼が連絡をくれたんです。それから病院にも付き添ってくれたり、励ましてくれたり……。それからなんとなく付き合ったというか。しばらくしたら、一緒に住む家を2人で探していました」

 

脳動脈瘤は視神経に近く、いまのところ破裂の危険性も低いことから、「手術はせずに経過観察で」となった。

 

「脳動脈瘤は、たぶんなくならないと覚悟しています。ストレスや頭に血がのぼると、血圧や血流があがって動脈瘤に負担がかかったり、大きくなるというので、穏やかに過ごせるよう気を付けています」

 

10月18日は36歳の誕生日だった。婚約者との挙式と入籍は来年を予定しているという。

 

「結婚は来年の予定ですが、子供は早くほしいですね。できれば2人、男の子、女の子ひとりずつがいいですね。もう実は妊活も始めています(笑)。体が冷えないようにして、睡眠を1時間でも長くとるようにするとか……」

 

だが彼女の夢実現には、年齢以上に高いハードルが立ちふさがっているのだ。

 

「妊娠すると血圧に変動があって、脳動脈瘤にはマイナスのようです。病気のためにできない検査もあります。さらに出産の際に力むことで、動脈瘤が破裂するケースもあるそうです。彼は『2人で楽しく生きていければいいんだから、子供のことは考えなくてもいいよ』と言ってくれます。でも私は『何が何でも産むぞ!』と思っています。たとえそれが“命がけ”であっても」

 

夫と子供に囲まれて、ごく普通の家庭を健やかに送りたい――。彼女の“切なる願い”がかなうことを祈りたい。

関連カテゴリー:
関連タグ: