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15日放送の第5話で、“大台”20.2%の視聴率を記録し、今季の民放連ドラでトップの人気を走る『下町ロケット』(TBS系)。主演の阿部寛(51)は、製作所の社長・佃航平を演じている。小型水素エンジンを開発する町工場「佃製作所」が、困難を乗り越えながら夢を追い続ける物語が一躍人気に。

 

初回から続く高視聴率に、主演の阿部はホッとする反面、12月まで続く放送にプレッシャーを感じている、と語るのは芸能関係者。

 

「普段は視聴率に一喜一憂しない阿部さんですが、今季民放トップの数字にとても喜んでいました。’13年に最高視聴率42%を記録した『半沢直樹』と同じ枠、同じ制作陣ということもあり、『視聴率が低くては恥ずかしい……』と語っています」

 

“『半沢』に追いつけ追い越せ”とキャストやスタッフの士気は高まるばかり。連日関東近県を転々とし、朝から晩まで過酷なロケが行われている。制作サイドが完璧を求めるあまり緊張感はピークに達していた、と語るのは出演したエキストラ。

 

「ミスをしてしまった女性ADに、見かねたスタッフが『どこ見てんだ!』と怒鳴っていました。怒られたADには、悲壮感が漂っていましたね」

 

撮影現場で吹き荒れていた再撮と怒号の嵐。なかなか撮影が進まないなか、上からの指示に公然と不満を口にする現場スタッフまで――。

 

「本来、9月に予定されていた撮影が11月に行われるなど、ロケの進行はかなり遅れていました。制作幹部がワンカットにこだわる気持ちが強いのに対し、次のシーンを早く撮りたいと焦っていた一部が『こんなシーンいらないだろ』と口にしていました」(前出・ドラマ関係者)

絶好調ドラマの裏にあった“スタッフ大暴発”の危機。現場の意見を何よりも重んじる“熱血社長”を演じる阿部も、これには頭を抱えているはず――。笑顔で過酷ロケを乗り切ることはできるのか!?

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