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「上野家三姉妹のテーマは、『自由にやりたいことをやる』。反対せずに見守ってくれた親には感謝しています」

 

そう姉妹について話してくれたのは、シンガーソングライターの上野まなさん(33)。姉はDJ SAORI(35)、妹は女優の上野樹里(29)という上野三姉妹の次女だ。昨年、テレビのトーク番組で「妹とは部屋の広さも5倍、家賃も5倍格差がある」と語っていたが−−。

 

「多少なりとも感じたことを、バラエティなので“盛って”話しました(笑)。ネガティブな感情がないといえば嘘になりますが、それは友人でも同じ。輝いている人を羨ましいと思うのは正直な気持ち。でも、それ以上に妹は大切な存在です。私たち3人は負けず嫌いで気が強い。子どものころは、『消しゴムを借りて返さない』とかでケンカして母によく怒られましたし、親戚には『上野家の三姉妹はいつも賑やか』と言われていました。でも、今は姉妹で助け合っていかなきゃと強く思っています」

 

まなさんの人生の“転機”となったのが母の死だった。

 

「私が高校3年の1月、妹が中学2年のときに母が亡くなりました。高校卒業後、私はイルカの調教師を目指し専門学校へ通うため大阪で一人暮らしを始める予定でした。姉はアパレル業界へ、妹は芸能界へと夢に向けてすでに歩み出していました。でも、私はすぐにイルカの仕事は天職ではないと悩み始めて……。自分のやりたいことを真剣に探し始めたんです。子どものころから歌うことは大好きでした」

 

24歳で、東京でライブ活動をスタートさせたまなさんの背中を押したのは妹・樹里だった。

 

「『音楽やるなら東京に来たら?うちに来て一緒に住めば』と言ってくれたのをきっかけに上京しました。妹はドラマ『のだめカンタービレ』を撮る前で忙しかったので、私は家のことをやってあげました。母から受け継いだハンバーグを作ったりしましたね。でも布団が1組しかなく一緒に寝ていて狭かった(笑)」

 

妹が有名女優ということで表舞台に自分が出ていいものかという葛藤を抱えていたというまなさんだが……。

 

「姉が自由に人生を満喫している姿を見て、『私は私でいい』と思えたのも助かっています。でも妹に嫌な思いをさせたり、足を引っ張りたくありません。迷惑がかからないように気をつけています。妹からはたくさん刺激をもらっていますよ。でもやはり家族なので、『体のことや悩みはないだろうか』と心配なんですよね」

 

母への思いが姉妹の結びつきをより強めている。

 

「私は歌詞に母のことを取り入れていますが、妹は母の写真を持ち歩いています。そうやって私たちは母とともにつながっているんです。もっと年齢を重ねたら、三姉妹で一緒に旅とかしたいです。あっ、今夜は妹のドラマです。早く帰って見ないと、ね」

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