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「……電源が入っていないため、かかりません……」

本誌記者が電話をかけたのは、すでに数度目になっていた。だが元女優・山本万里子(43)の携帯電話は、留守電にも切り替わらず、彼女が応答することはなかった――。3月2日、東京都内の病院で入院中の、俳優・松方弘樹(73)の病名がようやく発表された。「脳性リンパ腫」――中枢神経系にできる悪性のリンパ腫だという。東京脳神経センターの松井孝嘉理事長は言う。

 

「発症率も10万人に1人と言われていて、治療が難しいという意味では“難病”と言えます。腫瘍のために頭蓋内圧が上がり、頭痛や吐き気、身体の麻痺などが生じます」

 

病名が発表される数日前の2月26日、本誌は闘病を支えている山本に独占インタビューしている。

 

「いまは病状を私の口からお話しすることはできません。でも松方の口から冗談も出るようになりましたし、釣り仲間から電話が来て、話している様子を見ると、病人とは思えないほどです」

その前日に生体検査を受けたばかりだったが、松方も山本も、“数日で退院できるのではないか”と、希望を持っていたようだ。“病名が判明したら再び取材を”と、本誌記者が申し出ると、快くOKしてくれたのだが……。

 

しかし脳リンパ腫という病名が発表された後、記者が電話をしても、山本からの折り返しはこなかった。松方の仕事関係者は言う。

 

「松方さんの病室は面会謝絶状態です。入ることができるのは、山本万里子さん、松方さんの舞台などをプロデュースしている『夢グループ』の社長、それに個人マネージャーだけです。看病は山本さんがつきっきりでしています。見舞いを断っているのは、外部からの細菌感染を防ぐため、という説明ですが、現在は松方さんだけではなく、山本さんも携帯電話を切り、外部との連絡を絶っています。それだけ脳リンパ腫という診断がショックだったということなのでしょう」

 

孤絶の病室で、内縁妻の闘いは続く。