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‘10年の『人間活動宣言』から6年、ついに再始動した歌姫・宇多田ヒカル(33)。4月4日、彼女の新曲『花束を君に』が朝ドラ『とと姉ちゃん』の主題歌として流れ、また夜にも『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の新エンディングテーマとして『真夏の通り雨』がオンエアされた。宇多田を知る音楽関係者は言う。

 

「10代で大ブレイクしたヒカルにとって、逆に一般的な生活を知らないことはコンプレックスでした。彼女の“人間活動”とは、歌手としての活動を休止し、自分の人生を見直すことにほかなりませんでした」

 

ロンドン滞在中には、’13年8月に母・藤圭子が自殺(享年62)、さらに8歳年下男性のイタリア人男性・Fさんとの再婚、そして長男出産と、さまざまな出来事があった。

 

「歌手活動再始動の決断にあたっては、再婚して母となり、自分の人生に自信を持つことができるようになったことが大きいそうです」(前出・音楽関係者)

 

静かに自分を見つめ直すために選んだロンドン生活。だが再始動をスタートしたいま、日本に帰国する予定はあるのだろうか。前出の音楽関係者が続ける。

 

「昨年6月に長男も生まれ、ゆくゆくはどこで教育も受けさせるかも決めなければいけません。しかしヒカルは、当分イギリス生活を続けるつもりだそうです」

 

その理由の1つは、彼女がロンドンの音楽環境を気に入っていること。

 

「ビヨンセやレディー・ガガに代表されるように、ファッションや豪華なステージを売りにするアメリカ式のアーティスト活動は彼女の肌にあいません。音楽性がより厳しく批評されるイギリス式のほうを好んでいるのです」

また夫・Fさんにも配慮しているという。

 

「Fさんは南イタリア出身。高級ホテルのバーテンダーを辞め、いまは”主夫”だそうですが、彼にとって日本生活は快適とは言い難いでしょう」

 

宇多田は肉親との縁が薄い。祖母とは絶縁し、母とも離れて暮らし、亡くなるまで電話で話すだけだった。

 

「それだけに彼女にとっては、“家族がみんないっしょに、のびのびと暮らせること”が最優先なのです。また少し前に、彼女はFさんのイタリアの実家に、長男を連れて行ったそうですが、義母は育児についても、いろいろアドバイスしてくれたそうです」

イギリスの永住権は結婚相手がイギリス人やEU加盟国出身で、一定期間現地で暮らせば申請することができる。

 

「ヒカルも、イギリスの永住権を取得することを本気で検討しているそうです」

 

家族のためにイギリス永住へ――。それが母になった宇多田の決断だったようだ。

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