「今回“仕事再開”など大々的に騒がれてしまいましたが、今のところ女優やタレント業などは考えていません」
と語るのは、上原さくら(39)だ。調停の末、13年4月に離婚が成立。同時期には所属事務所との契約が終了していたことも、後に判明。事実上、芸能界引退状態だった。
そんな彼女が、今年3月から新たな所属事務所に所属し再出発。現在大学2年生で、学業優先しながら活動していくという。本誌が4月11日に配信した記事「上原さくら 事務所移籍で再出発!現在大学2年、執筆業へ意欲も」で復帰を報じ大きな話題を呼んだ上原。ラジオの仕事や執筆業にも意欲を見せているというが、苦笑気味にこう話す。
「執筆といっても、まずブログを書いてみたいという程度なんです。というのも、大学での楽しかったことを携帯でメモしてまわりに送っていたら『すごく面白い!』と言われるようになって。だからここ半年はいろいろメモを書き溜めています。それをいつか発信して、みんなが楽しいって思ってくれるものができたらなと思っています」
彼女が思い描く夢は、とてもささやかなものだった。そんな彼女に「もう一度、結婚できるとしたら?」と聞いてみると、彼女は少し悩んでからこう答えた。
「特にこうありたいと思っているわけではありませんが、結婚は何回してもいいと思います。相手がいることなのでどうなるかはわかりませんが。支えてくれる男性ですか?ええ、たくさんいますよ。幼馴染とか昔からの友人とか。みんな家族がいますけど(笑)」
そうおどけて笑う上原。最後に、彼女はこの3年間を振り返ってこう語った。
「正直いうとまったく覚えのないことを書かれたりして、イヤだと思うこともありました。でも最近、思うんです。今まで歩んできた道は決して誰かに強制されたものではなく、最終的に自分が選んだ結果だと。だから、誰かのせいにはしていません。ずっと人前に出るのが怖かったし、もう二度とそういうことはしないと思っていました。でも今私はこうして話しています。そういう意味では何か克服できたんじゃないかな。そう思っています」