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デビュー30周年を記念して、9月22日に都内でライブを開催する酒井法子(45)。前日にはベストアルバム、11月には2千セット限定のDVDボックスが発売されるなど、本格復帰へ万全の態勢が整ってきた。

 

そんな酒井を本誌が目撃したのは、9月中旬の昼下がり。頭にサングラスを乗せ、黒のカットソーとパンツ姿の彼女が向かったのは、都内繁華街にあるパン屋。高級ブランドの財布を片手に、フランス小麦を使ったバゲットやサンドイッチなどを“爆買い”していた。

 

その後車に乗り込み、彼女は都内にある音楽スタジオへ――。

 

「この日、スタジオではライブのリハーサルが行われました。酒井さんはスタジオ入りすると、たくさんのパン類をスタッフに差し入れしたそうです。リハーサルは9月からスタートしたのですが、酒井さんは久しぶりの大舞台とあって、気合い充分。バックバンドとの音合わせが長時間にわたることもしばしばです。でも、周囲の準備が着々と進んでいるなか、酒井さん本人にはかなり焦りがあるようですね」(ライブ関係者)

 

酒井は昨年11月、企画アルバムのリリース記念にコンサートを開いている。だが今回は1千人規模の有料ライブ。また別格の緊張を強いられるのだろう。

 

「酒井さんは昔みたいにファンが集まってくれるかどうか、とても心配しているみたいです。猛練習はそんな不安のあらわれなのでしょう。リハーサルの最中も歌い方をいろいろアレンジしてみたり、曲順を決めるのにも迷いに迷っていましたから」(前出・ライブ関係者)

 

この日、リハーサルが終わったのは夜8時過ぎ。なんと7時間もスタジオにこもりっぱなしだった。そんな“引きこもり猛特訓”を終えた彼女は、スタッフらしき女性と近くにあるラーメン店へ。

 

「ラーメンとギョーザを注文し、酒井さんだけビールを飲んでいましたね。びっくりしたのはのりピーの食べっぷり。人目もはばからずラーメンと餃子を、ビール片手にガッツリ平らげていましたよ(笑)」(居合わせた客)

 

スタジオで長時間“悪戦苦闘”したせいで、お腹もペコペコだったのだろう。ラーメン店でなりふりかまわずに“スタミナ補給”した彼女は、そのまま帰途についた――。

 

「昨年まではディナーショーなど小規模な露出に留まっていました。しかし、往年のファンや中華圏での人気は依然として高い。そこで本格復帰への手ごたえをつかんだみたいですね。長男も高校生になって手がかからなくなったこともあり、ここへきて仕事への思いが強くなってきたようです。今後は一時期のような営業の仕事は減らし、ファンを第一に考えた“歌手・酒井法子”としての活動に力を入れていくことでしょう。来年には、中国や台湾でのコンサートが企画されています」(音楽関係者)

酒井が “完全復活”することはできるのか――。

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