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15日放送の『天才!志村どうぶつ園』(日テレ系)で、「ぺことりゅうちぇる犬を飼う。」が感動の最終回を迎えた。

 

同企画は7月からスタート。ぺこ(21)とりゅうちぇる(21)は、神奈川県にある保護施設で出会った保護犬・サリーを“一時預かり”することになっていた。

 

この施設では、捨てられたり虐待されたりした約70匹の犬たちが保護されている。過去のトラウマから人間を怖がる犬も多い。そんな犬たちが一般家庭で生活できるようになるために、新しい飼い主が見つかるまで引き取るのが“一時預かり制度”だ。

 

7月16日の初放送回では「みんな可哀想で、どの子を預かるか決められない」と、ぺこの目には大粒の涙が――。

 

それを聞いた飼育員は「選ばなかった子を裏切ったとか、見捨てるというわけじゃない。これはハッピーなことなので、ハッピーにいきましょう」とぺこを諭した。「可哀想と思ってどんよりしていたら、何の意味もない。私たちがハッピーにならないと」と気を持ち直し、りゅうちぇるとサリーを預かることを決意。りゅうちぇるも「サリーをもっと元気にしてお返しできるように頑張ります」と男気を見せた。

 

こうしてふたりと暮らし始めたサリー。ぺこもりゅうちぇるも仕事で忙しいなか、サリーに溢れんばかりの愛情を注いだ。彼らは毎日サリーにたくさんのキスをした。その数なんと279回。飼い始めたころはぺこ手作りのボールのおもちゃにすらビクビクと怯えていたサリーだが、最終回では自らおもちゃで遊ぶなど、みちがえるほど元気になっていった。

 

しかし今回の引き取りは“一時預かり制度”。いつかは別れの日が来てしまうのだ。

 

サリーを保護施設に返す前日、ふたりはお別れパーティーをひらいた。ぺこが仕事から帰ってくるまでにりゅうちぇるがサプライズで家に飾り付けをし、ぺこは犬用のケーキをサリーにプレゼント。サリーも本当に幸せそうだった。

 

さらにこの日の夜、ふたりは初めてサリーと同じベッドで川の字になって就寝。実は子供のころから犬を飼っていたぺこは「犬と同じベッドでは寝ないって決めてるの」と番組内で話していた。この日だけは特別だったのだろう。ふたりは泣きながら眠りについた。

 

そして別れの日。施設についたふたりは、目に涙を溜めながらサリーとの別れを惜しんだ。施設の飼育員も「幸せなことをいっぱいしてもらって嬉しいです」と感謝の言葉を贈る。そして後日サリーの新しい飼い主が見つかると、ぺことりゅうちぇるは「安心しました」と言いながらも再び大粒の涙を流していた――。

 

番組終了後、twitterではこんな感動の声が寄せられている。

 

《志村動物園のやつめっちゃ泣ける》

《ぺこ&りゅうちぇるのやばかった》

《志村動物園みて捨てられる動物がちょっとでも少なくなったらいいな》

 

サリーはふたりとの幸せな日々を一生忘れないだろう。

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