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元「ほっしゃん。」ことタレントの星田英利(45)が22日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(月~金曜・午前11時55分~)に出演し、自身のインスタグラムで引退を示唆する発言を投稿、16時間後に撤回した真相について語った。

 

星田は6日の早朝、《デビューからお世話になった大先輩方々を裏切る、っていうか、お世話になり過ぎて、その方々にご相談できへんかったけど、年内の引退を夏からずっと会社と相談してて、そうしようかなと思います》と投稿したが、引退発言から16時間後に投稿を削除したうえで、インスタグラムを更新。《心配かけてすみません。いろいろ考えましたが、続けさせてもらおうと思います。ひたむきに頑張ります》と引退を撤回した。そのドタバタ劇の真相を星田は次のように話した。

 

「(引退を)ずっと考えてたんですよ。相談したら『続けろ』と言ってくれるみなさんばっかりなので。ゲリラ的に何も相談せんと、パンッと出して退路を断たないと自分的にも辞められないかなっていう思いで。夏ぐらいからいろいろと考えてて。理由はいろんなことの複合で……」

 

この引退発言・引退撤回騒動に対し、番組メインMCの坂上忍(49)は「引退されるって聞いたときにはびっくりしたけど撤回されて、『いやいや子どもじゃないんだからどうしたのよ』というのが、それが正直な印象です」とコメント。すると星田はこう続けた。

 

「それは、みなさん言われることなんですよね。そこは反論しようがない。僕、友達もあんまりいないんですよ。自分で全部決めてきたことで、奥さんにも相談していないことで。思い立ってやったんじゃなしに、いろいろ考えて。それに対して周りがいろんな騒動になるって想像ができなかった。それは僕が幼いとこなんです。芸能人としてダメやと思います」

 

そして、番組木曜MCで後輩芸人のフットボールアワー・後藤輝基(42)が「引退を決意した、一番の大きな理由みたいなのはあるんですか?」と質問すると、星田は「本当は言わなきゃいけないと思うんですけど」と前置きし、その胸の内を次のように明かした。

 

「自分の実力であったり、家庭のことであったり、いろんなことが合わさって、どっかで自信なくなったというか。この世界(芸能界)にこんな感じでおったら失礼やな、みたいなとこがあったんです。『昔、もっとこれ出来てたのにな』っていう、衰えて言うたら衰えで。そういうとこを考え出したら『ここもや、ここもや』っていうのがどんどん(でてきて)。自分が大嫌いになってきて。そんな(自分を)大嫌いになってるやつがテレビ出て、お金とって劇場出ていうのが『ものすごく失礼やな』って思うようになってきて。というのも要因の一つで、あともいっぱいあるんですけども」

 

自身の引退発言が、こんな騒動にまで発展するとは思ってもいなかった星田は、「そんなに僕、注目されてると思ってなかったんです。辞めるってことで、こんなにみなさん思ってくれるとは思ってなかったんで。軽はずみっていったら。軽はずみですね。ふつうに『辞めます』っていう報告をしたっていうつもりでしたね」と引退発言し撤回した、その軽はずみな行動に反省しきりの様子だった。

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