「定番といえば叙々苑の焼肉弁当。黒木メイサさん(28)はドラマで100人前25万円相当の差し入れをしたそうです。小雪さん(40)もドラマ『大貧乏』(フジテレビ系)で60個分 10万円の太っ腹差し入れをしてくれたと聞いています」(テレビ局関係者)
熾烈な視聴率争いを繰り広げるテレビ業界。そんななか現場を熱くするのが、芸能人による“豪華差し入れ”だ。現場のテンションを上げるも下げるも差し入れ次第。そんな視聴率のカギを握っているだけあって、気合いの入った商品が飛び交うことも多い。
「おつな寿司のいなり寿司も人気です。上田普也さん(46)が昨年放送のドラマ『天才バカボン〜家族の絆』(日本テレビ系)で100個届けていました。油揚げが裏表逆になったもので、“裏を食う=裏番組に勝つ”というゲン担ぎになる。100個1万3千500円ですが、値段以上に喜ばれます」(前出・テレビ局関係者)
だが今や移動式カフェを撮影現場に呼ぶなど、一風変わった差し入れも。値段は15万円ほどで、香里奈(33)や北川景子(30)が手配したことで知られている。また長谷川京子(38)は昨年のNHKプレミアム『ふれなばおちん』で、赤坂青野の団子2万円相当を届けていたという。
「ここはスティーブ・ジョブズさん(享年56)が愛した和菓子店として知られ、人気も高いですね。ほかにも草なぎ剛さん(42)は06年放送の『僕の歩く道』(フジテレビ系)で駄菓子などがたくさん詰まった段ボールを3箱お届け。意外性があるとして話題になっていました」(前出・テレビ局関係者)
そして今回、特に評判がよかったのは新垣結衣(28)。かつて“差し入れ女王”といえば竹内結子(36)と言われたが、その地位を脅かしかねない人気ぶりを見せている。
「14年のドラマ『S‐最後の警官‐』(TBS系)では、おめで鯛焼き本舗のお好み焼き鯛焼きを差し入れ。1個180円を70個でしたが、抜群にウケたそうです。また『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)では、薩摩料理店・さつまやの豚しゃぶ弁当。1個2千円で70個なので14万円。師走の疲れが癒されると、星野源さん(36)をはじめ大評判でした。気配りある差し入れ術に、“新差し入れ女王”の呼び声も高いですよ」(芸能関係者)
差し入れとは、思った以上に奥が深いようだ――。