「最近、以前と同じ横浜の繁華街近くで高知さんがエステサロンを再開しました。沖縄の宮古島にも支店を出しているようですよ」(店の近所の住人)
昨年6月に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕され、懲役2年、執行猶予4年の判決を受けた高知東生(52)。エステ店のすぐ近くにあるラブホテルで愛人といるところを捕まったことで、不倫も明るみになった。これを受けて妻の高島礼子(52)は8月に離婚を発表し、17年に渡る結婚生活にピリオドを打ったのだ。
「離婚後、高島さんは高知が抱えている負債、約1億円を肩代わりするという形の“お情け財産分与”で、結婚生活にケリをつけたようですが……」(芸能関係者)
執行猶予中の高知は、社会復帰の第一歩として逮捕で閉店したエステサロンを再オープンさせたようだ。再開させた店とはどんなものなのか、さっそく現地に行ってみると――。横浜市の商店街から道を1本隔てたビルの6階だが、看板もない。しばらく待っていると、客らしき女性が店から出てきた。店内の様子を聞いた。
「“セルフエステ”をうたっていてエステ機器だけが置いています。美顔器などを自分で使うスタイルのエステ店です。エステティシャンもつかず、まさに“無人エステ”といった感じでちょっと変わっていました」
彼女は高知自身に直接近所の飲食店で「店に来ないか」と誘われ、試しに来店したという。
「月会費1万円を支払うほか、VIPルームのコースを選べば1時間ごとに4千円かかります。延長料金は10分で千円。部屋の中には小顔効果をうたう美顔器バイオプトロンや肌の新陳代謝を促進するという高濃度酸素スーパーコラーゲンマシンなどが置いていました」
その日はその後もしばらく待ってみたが、出入りする客はいなかった。翌日、もう一度訪れてみると、今度は美容関連の仕事をしているという女性客に話をきくことができた。驚いたことに彼女が店に入ったときに高知は中にいて、店員と雑談をしていたという。女性客が美容関係者だからなのか、高知は彼女に“セルフエステ論”を語り始めたという。
「エステは施術者によって当たり外れが多いので、みんな確実な効果がほしいはず。自分でできるマシーンだと誰がやっても一定の効果があるからいいんだと言っていました」
高知は1時間ほど熱く語り続けたという。高知の知人は言う。
「セルフエステのイメージはカラオケらしいです。女子会みたいにみんなでワイワイ好き勝手にやってもらうと盛り上がるだろうって。これは絶対受けると自信をもっていました」
高知がこのような店を再開できた理由について、前出の高知の友人はこう語る。
「彼にはパトロンがいるんです。パチンコチェーン店や飲食店を多数経営する60代の人物です。逮捕前から高知に資金援助をしていたようです。今回お店が再開できたのも、この社長のおかげですよ」(前出・高知の知人)
エステ店の近所で客の“勧誘”をしているらしいのだが、それは仕事のためだけではないだろうと前出の知人は話す。
「彼は横浜のクラブやスナックなどに頻繁に通って、女性客や店員に『ウチの店に来ない?』と営業しているようです。実際は営業といいつつ、女の子を一生懸命口説いているようなんですけどね」
いまも懲りない高知の行動は、はたして元妻・高島の耳には入っているのだろうか。
「彼のいい加減さは、エステの登記にも現れています。本店の住所は横浜に移転させても、登記にある会社代表の高知の住所は高島さんと住んでいた世田谷区の住所のままになっています。もしエステ店で何らかのトラブルがあったりしたら、また高島さんに迷惑がかかることになるでしょう」(前出・高知の知人)
しかも高知は、まだ高島に対する“未練”を断ち切っていないようなのだ。
「バリ島風のエステの内装は実は高島さんのアイデアそのままです。ランタンチェア、白い天蓋など彼女の好みが強く残っています。エステ店の壁にかけているユリの絵は、昨年の10月に高知が高島と暮らしていた自宅から持ち出したものです」(前出・芸能関係者)
断ちきれぬ元妻への未練。高知のこれからに、高島は“胸騒ぎ”を感じていることだろう。