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「ボクの大先輩の芦田愛菜さんが、頭のいい私立中学校に入ったのはスゴイと思った!ママも『いい学校に入って、塾のCMに出ましょうね』とボクに言ってました。でも……、CMってなんですか?」

 

そう話すのは、彗星のごとく現れた天才子役・上杉みちくん(6)。お金がいっぱい入ってくるお仕事だよ、と記者が説明すると……。

 

「ボクがお仕事をしても、ママが通帳を持っていて、勝手にお金を引き出すんだ。大人ってズルい……」

 

みちくんは、お笑い芸人の秋山竜次(ロバート)が、さまざまな世界で活躍するクリエイターに扮して登場する、フリーペーパー『honto+』の大人気連載「クリエイターズ・ファイル」のキャラクターの一人。神奈川県厚木市出身。「劇団えんきんほう」所属。代表作に『ライオンのキャラメル』『星のカラクリ』『おばあちゃんの人参ジュース』『神様がくれた四カ条』など。好物はオレンジジュースとチョコアイスだ。

 

多忙ななか応じてくれた本誌インタビューでは、大人に対する不満もチラホラ。

 

「ボクのまわりには、ウソつきの大人がたくさん。ママは、プールに連れていってくれるって言ったのに守ってくれないし。ママは映画の三竹監督と、ボクの家のお風呂場で泡まみれになって楽しそうにしてるのに。三竹監督はパパがいないときによくウチに来て、ママと一緒にお風呂に入っていくんだ……」

 

《慌ててみちくんのママが「みちくん、やめなさい!」と一喝》

 

「ボク、お芝居があまり好きじゃない。お仕事のときはまわりに怖いおじさんがいて、疲れちゃうし……」

 

みちくんは今回、名だたるクリエイターと一緒に、「東京クリエイターズ・ファイル祭-池袋クリエイティブ大作戦-」(PARCO MUSEUMにて開催中・5月22日まで)に参加中。

 

「ボク、船の科学館にも行ったことあるけど、この展覧会はすごく独特だった。中年のおじさんがいろんな人になってたよ!『みなさん、来てくださいね』ってかわいく言えってさっきからママがうるさいんだ……。ボク、もう飽きちゃったよ」

 

みちくんの大物感に、本誌記者も圧倒されっぱなしなのでした。

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