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5月31日、第9回AKB選抜総選挙の中間速報が発表された。ダントツの1位と目されていたHKT48指原莉乃(24)を抑え、NGT48荻野由佳(18)が速報史上初の5万票超えで1位に。5位には同じくNGT48の本間日陽(17)、7位に高倉萌香(16)がランクインした。

 

NGT48の3人は昨年の選抜総選挙・「紅白選抜」ともに圏外からの“神7”入り。あまりの急激な躍進に、「握手会などの指標を見る限り、ここまで大量にファンがいるとは思えない」「一体誰が投票したのか?」とファンの間では様々な声が飛び交っている。囁かれている説は以下の3つに大別される。

 

1. 不正投票説

 

NGT48モバイルサイトから重複投票ができたという説。モバイルサイトから投票した後でブラウザバックすると投票前の画面が現れ、再度投票できたという画像や動画がtwitterに出回っている。これはシステム管理会社から「集計時にも重複チェックを行っており、公正に投票が行われている」と正式に否定された。

 

2. 地元票説

 

本拠地・新潟の市民が結束して投票したという説。NGT48は地元企業の誘致により発足したと言われており、他グループよりも地元での活動を重視している。新潟の企業や自治体、市民が協力して一人一票投じるだけでもかなりの票数になると考えられる。ただ、それならなぜ「紅白選抜」でランクインした北原里英(25)、中井りか(19)、加藤美南(18)が軒並み低順位あるいは圏外なのか、という疑問は残る。

 

3. 大富豪説

 

一人の大富豪がNGT48ファンになり、推しメンに大量投票したという説。AKB48ファンクラブ「二本柱の会」はお金を出せば容易に複数アカウントを作ることができ、各アカウントに選抜総選挙やAKB48グループの楽曲人気投票イベント「リクエストアワー」の投票権がつく。今年の「二本柱の会」新規会員数が例年に比べて異様に増加しているという話が以前から出ており、これが何者かによるアカウント大量取得なのではないかとも言われている。今年の1月開催の「リクアワ」でもNGT48は圧勝しており、その際にもこのアカウントが使われた可能性がある。

 

指原の最大のライバルと期待されていたNMB48山本彩(23)の不出馬により、盛り下がるかと思われた選抜総選挙。大波乱の幕開けに、展開が全くわからなくなってきた。6月17日の結果発表を楽しみに待ちたい。

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