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10月23日、NHKが定例会見を行い、俳優・小出恵介(33)の所属事務所との損害賠償請求を含む協議について言及した。今年6月、小出が『フライデー』に17歳の女性との“淫行疑惑”を報じられた影響で、同局の土曜ドラマ『神様からひと言~なにわお客様相談室物語~』が放送中止になっていたのだ。

 

「NHKのドラマは全6話まで撮影が終わっていたにも関わらず、お蔵入りになってしまいました。1話あたり5千万円ほどで、NHKだけでも違約金は3億円に上るそうです。ほかに出演予定だったドラマや映画、CM等もろもろ計算すると、違約金の総額は5億円以上とも言われています」(芸能関係者)

 

同局の木田幸紀放送局長は損害賠償について「(小出の)所属事務所と協議し、合意にいたりました」と報告。「内容に関しては公表を差し控えたい」としたものの、「こちらの求めていた通りの合意でした」と説明した。

 

実は3カ月前、本誌は謹慎生活中の小出を直撃している。そこで語っていた“複雑胸中”とは――。

 

7月下旬の午後4時ごろ、自宅マンションから姿を現した彼に記者が声をかけた。

 

――『女性自身』です。事件に関して何かおっしゃりたいことは?

 

「……」

 

報道直後は小出が一方的に叩かれていたが、高校生と報じられていた相手女性が“シングルマザー”と判明。それ以降、ネット上では彼女のプライバシーが次々とさらされるという事態に発展した。小出と関係を持ったことを、当初は自慢げにSNSで吹聴していたとされ、女性への心ないバッシングもあった。

 

いずれにせよ、これまで明らかになっているのは、女性側の声ばかり。小出の“言い分”もあるはずだが、彼は口を開いてこなかった。

 

――小出さんも、いろいろお話されたいことがあるのでは。

 

「ええ、そうですね。なんか、自分もやっぱり発言させてもらえない色んな事情があって……。ただ、世の中の空気がどういうふうになっているのか、僕も知りたいなって思ってるんです。でも、なかなか触れられなくて……」

 

――NHKの違約金だけで3億円と聞きました。

 

「金額のことは分かりません。もちろん違約金が発生していることは知っています」

 

――小出さんと事務所、どちらが払うんですか。

 

「まだ協議中です」

 

そして、今後についてはこんな“不安”を語った。

 

――復帰はいつごろに?

 

「正直、分からないです。事務所もどうするかわからないみたいなので」

 

彼は現在も、猛省の日々を送っている。

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