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「仕事のオファー自体はたくさん来ているようです。ただ彼女は『バラエティのひな壇で話すようなお仕事は断っているんです。やっぱり妹のことを聞かれると、何かと思い出してしまうので……』と話していました。やはり、まだショックから立ち直ることができないみたいですね」(芸能関係者)

 

小林麻央さん(享年34)が亡くなってからまもなく半年を迎える。だが姉の小林麻耶(38)は今も、“本格復帰”には至っていない。

 

以前はフリーアナウンサーとして多くの番組に出演していた麻耶。だが麻央さんが闘病中だった16年5月19日、『バイキング』(フジテレビ系)の生放送中に体調を崩して緊急搬送。そのまま芸能活動を休止していた。現在は徐々に仕事を再開させているものの、“全盛期”には程遠い状態だ。

 

そんな麻耶だが、麻央さんの残した長男・勸玄くん(4)と長女・麗禾ちゃん(6)を支え続けてきた。市川海老蔵(40)が地方公演で家を空けているときは子供たちの幼稚園送迎を担当。“母代わり”となって奔走している。

 

「幼稚園ではママ友もできているほどで、2人の子供たちも彼女のことを信頼しています。でも実際のところ、麻耶さんのほうが彼らに支えられている部分もあるようです。麻央さんがいない悲しみのなか、子供たちの世話をすることで明るさを保っていられるからです。7月の誕生日も海老蔵さんや子どもたちに祝ってもらって、彼女はとても嬉しそうでした……」(前出・芸能関係者)

 

だが、子供たちも少しずつ変わり始めていた。来年1月に東京・新橋演舞場で行われる「初春歌舞伎」夜の部『日本むかし話』で、麗禾ちゃんがかぐや姫役として出演すると決定したのだ。

 

「今年6月にも自主公演ABKAI『石川五右衛門 外伝』に出演していますが、そのときは通行人役でした。でも今回はセリフがありますし、公演のチラシに顔写真も入っているなど堂々の出演です。麗禾ちゃん自身も『お姫さまになれる!』と大喜びだったようですよ」(歌舞伎関係者)

 

そんな前を向いて歩き始める姪に元気をもらったのだろう。麻耶も新たな一歩を踏み出そうとしていた。

 

「先日、『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)正月特番の撮影が行われました。そこに出演した麻耶さんが『来年は少し仕事を増やしていこうと思うんです。ずっとクヨクヨしていても仕方ないですから……』と話していたんです。仕事内容はある程度厳選するとは思いますが、マネージャーと『ロケ番組や旅番組などのほうが気分転換になっていいんじゃないか』などと相談しているみたいです」(テレビ局関係者)

 

再びテレビで元気に活躍する姿を、天国にいる麻央さんもきっと望んでいることだろう――。

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