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(写真:アフロ)

 

「カメラマンの方も大勢いらしていて、心もざわざわとしていますが、私の髪の毛、乱れていませんか?お顔は出来あがっておりますか?」

 

貴乃花部屋の女将・花田景子さん(53)のジョークに、会場が笑いに包まれた。12月14日、東京・目黒区で開催されたイベント『人権週間 区民のつどい 2017』で、景子さんが講演を行った。テーマは『人と人とのつながり』。家族構成から、相撲部屋での女将さんの仕事、さらに親方と弟子の関係などについて約90分間、実に冗舌に話を展開していった。

 

「大きな子供たち(※部屋の弟子たち)のことは、何があっても守るという親方の強い信念があります。その親方の思いを知っているからこそ、弟子たちもついてきてくれると信じておりますし、何かあればすぐに私たちに相談してくれる関係性ができています」

 

暴行を受けた貴ノ岩のことも思わせるが、特定の名前を出すこともなく、事件の詳細についてはいっさい語ろうとしなかった。

 

実は会場には多数のマスコミ関係者も潜入していたが、景子さんとしてはそれもお見通しだったのだろう。彼女が’16年から開講している『河野景子のことばのアカデミー』のPRもちゃっかり行っていた。

 

「(河野景子は)アナウンサー時代にお仕事をさせていただいていたときのお名前ですので、皆さまにもわかっていただきやすいかと……」

 

『ことばのアカデミー』では話し方や会話術などを、校長を務めている彼女自身や講師が教えるという。アカデミーのHPには、こう記載されている。

 

《「ことば=魔法」なのです。「ことば」を発する時の呼吸法、発声法、滑舌等は思いを伝える大切な術です。それらを日々意識することで、何より自分自身が変わってきます》

 

「元アナウンサーとしての才能を生かした講演や、スピーチ学校による収入で、少しでも貴乃花部屋を支えていきたいと、景子さんは考えているのでしょう」(相撲関係者)

 

景子さんのレッスンも確かに魅力的だが、“魔法のような言葉”をまずは何も語れずに苦しんでいる夫・貴乃花親方にも教えてあげたらどうだろうか。