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仮想通貨取引所大手「コインチェック」から約580億円分の仮想通貨「NEM」が流出した騒動。1月28日には「コインチェック」公式サイトから、CM出演していた出川哲朗(53)の画像と動画が削除された。

 

ネット上では出川に対する怒りの声があがり、一部では出川に賠償責任があるかどうかの議論までなされてしまった。

 

「出川さんのCMがスタートした12月下旬に仮想通貨・ビットコインが値上がり。その時期だったため、CMを見て投資を始めた人も多かったようです。ところが、今年に入ってビットコインは乱高下。そこに今回の流出騒動ですから、出川さんにとってはタイミングが悪かったとしか言えません」(芸能記者)

 

CM業界にとって仮想通貨は「新業種」。だが、「新業種のCMはハイリターン・ハイリスクであることを覚悟しなければならない」との声も上がっていたという。

 

「ひと昔前ならば消費者金融、少し前ならばFX取引など、金融商品の『新業種』のギャラは破格。オファーを受けたタレントの所属事務所が飛び付きたい気持ちは、十分にわかります。しかし消費者金融は業者がどんどん減り、過払い金問題などもありCMは自粛傾向。そうなると、出演していたタレントのイメージダウンは避けられません」(広告代理店関係者)

 

新業種のCMを受けるには、世相や経済情勢を踏まえて今後の「読み」が必須なようだ。

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