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《木村拓哉と山口智子の共演には感動したな〜 ロンバケ世代にはたまらんです》

 

2月22日に放送されたドラマ『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)の第6話が視聴者たちを歓喜させた。ラストシーンで木村拓哉(45)演じる島崎章の元妻役として、山口智子(53)が登場したのだ。

 

ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)は’96年に平均視聴率29.6%を記録し、ドラマ史の金字塔を打ち立てた作品。“瀬名(木村拓哉)”と“南(山口智子)”の22年ぶりの再共演に、当時のファンたちは胸を熱くしたという。再共演実現までにこれほど長い時間がかかったことについて、テレビ局関係者はこう説明する。

 

「山口さんは95年に唐沢寿明さんと結婚し、以降は仕事をセーブしていました。仕事よりプライベートを大切にしたいという、山口さん自身の強い要望による結果ですね。『ロングバケーション』終了後、彼女が連続ドラマに復帰したのはなんと16年後の『ゴーイング マイホーム』(’12年放送、フジテレビ系)でした」

 

これほど長期間にわたるセーブの理由について、山口自身は《結婚した直後だったこともあり、小さい頃に漠然と抱いていた『主婦になりたい』という夢をちゃんと実行しようかなと》と雑誌のインタビューに語っている。大人気女優の夢が主婦とは不思議な気もするが、これは彼女の少女時代とも関係しているという。

 

「山口が6歳のころに、両親が離婚しました。3歳年下の妹は母が育てることになりましたが、山口は父親側に引き取られ、祖母に育てられることになったのです。祖母と父は栃木県で旅館を経営しており多忙だったため、いつも彼女は夕食に旅館から届くハンバーグ定食やヒレカツ定食を食べていたのです。そのため“主婦が作るふつうの食卓”というものに憧れるようになったそうです」(ベテラン芸能記者)

 

旅館の女将である祖母・禮子さんは山口をとても可愛がり、20歳のときには彼女を養子にした。いずれは旅館の跡継ぎにするためだったが、山口は“養母”となった禮子さんを愛しながらも、家業を継ぐことには反発したのだ。

 

結局、山口は女優への道を選び、実家の旅館は’05年に父が逝去した後に廃業することになった。だが山口はそれ以降も“家とは何か”“家族とは何か”を、自分自身に問いかけ続けていたという。

 

そんな彼女の人生に転機が訪れたのは’16年6月、彼女が51歳のとき。最愛の祖母・禮子さんが96歳で亡くなったのだ。祖母の逝去について、これまで彼女が公の場で語ることはなかった。だが山口家の古くからの知人がこう語る。

 

「亡くなる数年前から、禮子さんは栃木県に1人で暮らしていました。禮子さんは高齢のため、かなり体が弱っていました。でも智子さんが手配して、ヘルパーさんや家政婦さんたちが禮子さんの介護を続けてきたのです。仕事の合間には智子さんもやってきて、禮子さんのお世話をしていたようです。智子さんのお陰で禮子さんも大往生できたのでしょう」

 

葬儀はごく少数の親族だけで行われたが、喪主は山口が務めていたという。

 

「ご主人の唐沢さんも参列されましたが、お骨を抱く智子さんの顔がすごく寂しそうだったのを覚えています」

 

“家との葛藤”を乗り越えてきた山口智子。いま注目されているドラマ『BG』での木村拓哉との22年ぶり共演の陰には、彼女自身の人生ドラマも秘められているのだ。