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“破格”のバンドがデビューする。

 

そのバンドは「ジェニーハイ」。聞き慣れない名前だが、メンバーは川谷絵音(29)、小藪千豊(44)、くっきー(42)、「tricot」の中嶋イッキュウ(28)。そして“ゴーストライター騒動”の音楽家・新垣隆(47)だ。同バンドは3月16日にデビュー曲「片目で異常に恋してる」の配信を開始した。

 

「ジェニーハイ」は、小籔がメインMCを務める「BAZOOKA!!!」(BSスカパー)の企画で誕生した。同番組レギュラーの小藪、くっきー、中嶋の3人が、川谷にプロデュースを依頼したことから始まったという。さらにピアノに新垣を迎え、川谷もギターも担当することとなり“結成”となった。これで3つものバンドの“掛け持ち”となる川谷は「ジェニーハイで2度目の紅白を狙う」と野望を語っている。

 

芸人である小籔とくっきーはそれぞれドラムとベースの“リズム隊”を担当する。小籔のドラムの腕前は川谷からもお墨付きだ。昨年7月の同番組で川谷の所属する「ゲスの極み乙女。」の大ヒット曲であり難曲の「私以外私じゃないの」のドラムプレイを披露したところ、「凄い!普通に凄いです」と川谷も驚きの声をあげていた。くっきーも自身のバンド「盆地で一位」ではギターを長年担当しており、楽器経験は抱負だ。

 

さらに同バンドを異色づけているのは新垣の存在だ。新垣は14年、“全ろうの作曲家”佐村河内守(54)のゴーストライターを18年間務めていたことを公表していた人物だ。小籔とは、小籔が主催する音楽フェス「KOYABU SONIC」で共演してからの仲のようだ。もともと“天才音楽家”として名高かったが、「ジェニーハイ」でのピアノプレイにTwitterでは新垣を再評価する声が若い世代から上がっている。

 

《ジェニーハイ良い良い、新垣さんのピアノが気になっていたずっと》

《新垣さんのピアノが凄すぎて笑い止まらなくなった》

《あまりに新垣さんが刺さったので、ジェニーハイの曲、買いました》

 

新垣の、新天地での活躍が楽しみだ。

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