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チャオベッラチンクエッティが8月2日に開催するライブをもって解散すると、4月24日に公式ブログで発表された。前身グループ・THEポッシボーから数えて結成12年目を迎える当日、その歴史に幕を下ろす。

 

チャオベラの前身であるTHEポッシボーは、ハロー!プロジェクトの研修生で06年8月に結成。ハロプロから離脱し、08年4月にメジャーデビューを果たしたものの活動は停滞。ライブの動員数は100人を割り、シングルリリースも2年間なかったという。

 

しかし地道なライブ活動が実を結び、12年8月からリリースした4作のシングルで“V字回復”。そしてハロプロメンバーも所属するアップフロントグループへの事務所移籍と同時に15年6月、イタリア語で「きれいなお嬢さん5人組」を意味するチャオベッラチンクエッティに改名。直後にリリースしたシングル「表参道/二子玉川/Never Never Give Up」ではオリコン3位に返り咲いた。

 

2度のメンバー脱退だけでなく、解散危機を何度も経験したというチャオベラ。16年8月には10周年記念ライブを開催。リーダーの岡田ロビン翔子(25)はこう語っていた。

 

「この10年間を私は誇りに思います。まだまだ面白いこと、いっぱいたくらんでるんで。大きな場所で(ライブを)やりたいって夢は変わってませんから!」

 

今年1月、チャオベラは2度目の中野サンプラザ公演を果たしたばかり。近年は海外公演やメンバーのソロ活動もあり、グループとしての幅をさらに広げていた矢先での“ピリオド”。解散コメントで岡田は、その理由についてこう語っている。

 

「まだまだ長い人生、ずっと夢をみていたいし、挑戦していきたいことがたくさんあり、頭の中のイメージを形にしていきたいという気持ちでいっぱいです」

 

そして、ファンに呼び掛けている。

 

「グループのことになると心が押しつぶされそうなくらい昔から夢中になってしまう。大好きだから、大好きだからこそ 人生で初めての決断を、どうか応援していただけたら、うれしいです」

 

12年という芸歴は、ハロプロ時代の先輩格であるBerryz工房や℃-uteと同格。ファンからは感謝の気持ちと共に「お疲れ様!」といった声も上がっている。

 

≪お疲れ様でした、今までありがとう。見せてくれた景色は一生忘れません≫

≪みんな歌上手くて大人で悲しいけど、寂しいけど、お疲れ様でした≫

≪12年間やり遂げて出した答えに私は向き合います。憧れと勇気をくださってありがとうございます≫

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