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人気報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)で10月からキャスターを務めることが決まった、有働由美子アナ(49)。番組の出演料をめぐっては、こんな駆け引きがあったという。

 

「フジテレビの『プライムニュース イブニング』は、1本あたり150万円以上の高額ギャラを提示したそうです。同番組は元NHKの登坂淳一アナ(46)がセクハラ疑惑で降板したこともあり、移籍金3億円を用意してまで有働さんにオファーしていました。それに対して日テレの『NEWS ZERO』は、1本50~60万円が相場だと聞いています」(テレビ局関係者)

 

ギャラ3倍のフジを拒否してまで日テレを選んだ裏側には、どんな“計算”が働いていたのだろうか――。

 

「主な理由は3つあります。まず、出演開始の時期です。『NEWS ZERO』は10月からですが、『プライムニュース』は来年4月以降。有働アナにはいまのところレギュラー番組がないので、早く本格的に仕事をしたいという思いが強かったのでしょう。2つ目は、彼女の所属事務所と日テレのパイプが強固だったこと。同じ事務所のマツコ・デラックスさん(45)やくりーむしちゅーの2人も、日テレの番組に多く出演していますからね」(別のテレビ局関係者)

 

最後にして最大の理由は「有働アナの“現場第一主義”を日テレが尊重したことだ」と、前出のテレビ局関係者は続ける。

 

「『NEWS ZERO』で有働アナは“フィールドキャスター”、つまり世界中の現場から生のニュースを伝えるキャスターを担うそうです。現場を離れたくないことがNHKを辞めた理由といわれる有働アナですから、世界を飛び回って取材できるという好条件が何より魅力的だったのでしょう」

 

ギャラよりも現場を選んだ有働アナ。民放の報道番組でも新風を巻き起こせるか――。

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