8月に行われる舞台「FREE TIME, SHOW TIME『君の輝く夜に』」で主演を務める稲垣吾郎(44)。11月に行われる舞台『NO.9‐不滅の旋律‐』や、来年公開の映画『半世界』でも主演に抜擢。役者として引っ張りだこ状態だ。
「実は稲垣さん、来年公開の映画『ばるぼら』にも出演するんです。共演は二階堂ふみさん(23)。すでに撮影も始まっていて、6月末にクランクアップ予定です」(映画関係者)
『ばるぼら』は、故・手塚治虫さん(享年60)が昭和48年に発表した作品。監督は手塚さんの息子で映画監督の手塚眞氏(56)が務めるという。
「稲垣さん演じる主人公・美倉洋介は天才小説家として地位と名声を得ているものの、“異常性欲者”であることに悩んでいるという非常に変わった役柄。原作ではマネキンや犬と関係を持つシーンも描かれています」(前出・映画関係者)
そんな『ばるぼら』の撮影現場では、稲垣の“変身ぶり”が話題となっていた。
「昔の稲垣さんは出番が終わると車に戻るなど、いつも1人。マネージャーも付き添っていて、どこか近寄りがたい印象でした。でも今は違います。現場ではマネージャーをつけていませんし、撮影の合間も車に戻らずみんなと楽しそうに談笑。いつも現場をウロウロしていますよ(笑)」(前出・映画関係者)
昨年9月の再始動から8カ月。そうした変化が、さらなる仕事のオファーを呼び込んでいるようだ。
「『ばるぼら』の現場は外国人スタッフがいて、いろんな国の言葉が飛び交っています。稲垣さんは『時代は変わったね』とつぶやいていましたが、彼もいい意味で変わった。みんな『また仕事したい』と言っていますよ」(前出・映画関係者)