女優の生田悦子さんが虚血性心不全により7月17日に亡くなっていたと、17日に所属事務所がHP上で発表した。71歳だった。

 

日刊スポーツによると、生田さんは亡くなる前日にも夫と夕食のため外出していたという。しかし翌朝、起きる様子のない生田さんの異変に気づいた夫が救急車に連絡。病院に搬送されたものの、午後には死亡が確認されたという。

 

入院や通院治療を必要とする持病はなかったという生田さんだが、壮絶な「更年期うつ」との戦いを経験している。06年12月、本誌の取材に応じ「うつ」の発症について赤裸々に語っていた。

 

「発症当時は、母が亡くなったり、友人が病死したり、自殺したりなどが重なって、私自身の気分もそうとう滅入っていました」

 

突如寂しさで涙が溢れるいっぽうで、人と話すのがイヤになる。やるべきことをどんどん先延ばしにする。「うつ」は女優業にも支障をきたし、セリフを覚えることも困難に。症状の酷さから所属事務所も辞めざるを得なくなったという。

 

何をしてもストレスがたまった当時、こう考えたという。

 

「仕事もしなきゃ。ニコニコしなきゃ。でも、そんなの生きる意味があるのかな」

 

何度も自殺を考えたという生田さんに、転機が。1歳年下の実業家男性と出会い、更年期うつも気づけば回復。2人は生田さんの58歳となる誕生日に入籍した。

 

11年9月のインタビューで、生田さんは本誌にこう明かしている。

 

「体調が悪い時でも、“必ず帰ってきてくれる誰かがいてくれる”という、精神的な安心はとても大きいですね」

壮絶な闘病生活を送った生田さん。天国で安らかに眠って欲しい。