日本テレビは7月30日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。

 

各スポーツ紙によると同局が月間視聴率で56カ月連続三冠王を達成し、在京民放の新記録となったことを発表。7月の月間視聴率は全日(午前6時~深夜0時)、プライム(午後7時~午後11時)、ゴールデン(午後7時~午後10時)でいずれもNHKを含む在京局でトップだったという。

 

「他局からしたらうらやましい限りです。ただし7月23日から29日の週間視聴率では、全日の時間帯でテレビ朝日に次ぐ2位。三冠に座に満足していると、そのうち陥落しそうです」(放送担当記者)

 

そのいっぽう、会見では朝の情報番組「PON!」を9月末で打ち切ると発表した。

 

同番組は2010年3月にスタートした情報バラエティー番組。月・火・木曜日の司会をお笑いタレントのビビる大木(43)、水・木曜の司会をお笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(49)が担当。終了の理由について編成担当者は「編成的に今の強化ポイントは、平日の朝と午後」と説明したというが、“方向転換”を迫られているようだ。

 

「『PON!』とそれに続く『ヒルナンデス!』は他局との差別化を図るため、いわゆるお堅い系のネタは扱って来ませんでした。ところが今年に入ってから世間で注目されたのは、女子レスリングのパワハラセクハラ問題、日大悪質タックル問題、紀州のドン・ファンの怪死事件、そしてアマチュアボクシング協会会長の“暴君”ぶりなどお堅い話題ばかり。ことごとくその問題を徹底的に掘り下げたフジテレビ系『バイキング』は大幅に視聴率を伸ばしました。さすがに日テレもその“誤算”に気付いて、リニューアルとなったようです」(テレビ局関係者)

 

決して視聴率三冠の座に満足していたわけではなかったようだ。