ドラマ「相棒 season17」(テレビ朝日系)の10月24日放送回に、芸能界を引退した成宮寛貴(36)が回想シーンで登場した。
成宮は水谷豊(66)演じる杉下右京の3代目相棒としてseason11より出演し、“カイトくん”として視聴者に親しまれていた。しかし15年3月、season13の最終回ではカイトが罪を犯して逮捕されるという展開に。同回をもって成宮は「相棒」を卒業となった。
その後16年12月「FRIDAY」に薬物使用疑惑が報じられ、成宮は「今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」とコメントを出し芸能界を引退した。
今放送回での成宮演じるカイトの登場シーンはこうだ。
カイトの父で警察庁長官官房付の石坂浩二(77)演じる甲斐峯秋が、罪を認めた犯人の一人に「僕はしくじりに対してどんどん寛容になっている。それこそ、前はしくじる人間は許せなかった」と語る。続けて「失敗するやつはそれまで、そこで終わり。やり直せるなんて思っちゃいなかったんだよ」というと、犯人が「今は違うってことですか?」と問う。すると甲斐はカイトに平手打ちをする回想シーンとともにこう語る。
「再チャレンジをすることを勧めたいと思う、心底ね」
そんな今回の回想シーン、「番組から成宮へのメッセージでは?」との声があがっている。Twitterでは《カイトくんへの言葉でもあるだろうし、成宮くんへの言葉でもあるだろう》《成宮くんへのメッセージと思えるセリフがあり、静かに感激》《色々事情あるんやろけど、再チャレンジ……して欲しいな……》といった声が上がっている。
「引退後の成宮さんはInstagramで近況を報告しています。海外を拠点に生活しているともいわれていますが、投稿のたびに活動再開を望む声が後を絶ちません。それもあって、今回のメッセージについて“『相棒』サイドも成宮さんのカムバックを期待しているのでは”と期待を込めてささやかれているのでしょう」(芸能関係者)
今後もカイトの登場シーンは出てくるのだろうか。