安田大サーカスのクロちゃん(41)がまたもや大炎上している。
発端は11月14日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)。この日は10月よりスタートした企画『MONSTER HOUSE』の第3話が放送された。この企画はクロちゃん含む男女6人の共同生活を観察する恋愛リアリティショーだ。
これまで同番組内で“嘘つき”として数多くの事件を起こしてきたクロちゃん。同企画内でも「好きなのは〇〇ちゃんだけ」と2人の女性を口説くなど、放送のたびに炎上していた。
そんななか、放送された第3話。思いを寄せる女性・蘭と2人きりになる千載一遇のチャンスを手にしたクロちゃん。お酒も手伝い「本当は一番最初にいいと思ったのは蘭ちゃんだよ」と口説き始める。すると相手も「私も興味なくはないよ」とまんざらでもない様子を見せ、2人の距離はどんどん近くなっていく。そして「俺とキスできる?」と畳みかけたクロちゃんはついに、口づけを交わすことに成功。計3回もキスする意外な健闘をみせた。
問題は、蘭が部屋をあと。彼女が座っていたところに頭を押し付け、残り香を嗅ぎはじめたのだ。さらに彼女のコップに口をつけ、なめまわす行動も。「これはまいったな。好きだ」とうっとりとした表情で、蘭への思いを爆発させていた。
この光景にスタジオゲストも思わず悲鳴をあげる。ケンドーコバヤシ(46)も「何を見せられているんですか?」と困惑した様子。ネット上でもたちまちトレンド入りしてしまい、《キスするクロちゃんマジでキモすぎるwwwwwww》《ごはんがまずくなった》など非難が殺到。クロちゃんの自宅まで押しかけたことをツイッターで報告する者も現れ、ちょっとした“事件”に発展していた。
いっぽう、そんな状況に疑問を呈する声も多かった。ゲスト出演したヒップホップグループ・BAD HOPのT-Pablow(23)は「クロちゃんさんはイケメンだったらめちゃくちゃモテますよね。女性の扱い方がすごい上手い」と称賛。ネット上でも《同意の上でキスするクロちゃんとそれを見てキモいと連呼する視聴者。モンスターは我々なのでは?》《クロちゃん確かに気持ち悪いが世の男全員ではないけど大体あんな感じじゃね》と擁護する声も目立った。
さらに、同番組の演出を務める藤井健太郎氏(38)は放送後に自身のツイッターで《ま、キスシーンに関しては、イケメンだったら別に普通のシーンだから、気持ち悪いって言ってる人はただの外見差別ですけどね》と釘を刺していた。
「コップをなめまわすなど、たしかに気持ち悪く見えるシーンもありました。でも、のめりこむ恋愛をはたから見れば、多かれ少なかれこういうふうに映るのかもしれません。キスをした後に『忘れんなよ、俺』と自分に語りかけるシーンがありましたが、こういう経験をしたことある人も多いのではないでしょうか?純粋に恋愛を楽しむ一人の男性の姿があったように私は思います」(恋愛カウンセラー)
私たちがクロちゃんを覗きこむとき、クロちゃんもまた私たちを覗きこんでいるのかもしれない――。