大河ドラマ恒例のバトンタッチセレモニーが12月5日、東京・渋谷のNHKで行われた。
16日に最終回を迎えるNHK大河ドラマ「西郷どん」から来年1月6日にスタートする「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」へとつなぐセレモニー。各スポーツ紙によると「西郷どん」主演の鈴木亮平(35)は1年以上にわたる撮影を振り返り、「世の中のことが分からなくなる。サッカーのW杯も1試合も観ていない」と苦笑したという。
「以前からストイックなことで知られている鈴木さんだけに、大河の世界に入り込んでかなり集中していたそうです。セレモニーでは大河主演という重荷を降ろしほっとしたようで、柔和な笑みを浮かべていました」(取材した記者)
その際にNHKから集まった報道陣へ、気になるお達しがあったという。
「『体重・体格に対する質問はNG』という旨のお達しがありました。鈴木さんといえば、演じる役によって体重を50キロ台から90キロ台まで増減。役柄によって体型を変えることで、注目を集めてきました。しかし彼としては、体型よりも演技に注目してもらいたい。それもあって、異例のNG通達となったようです」(同)
実際、今回もすでに『西郷どん』のときより体が小さくなっていたという鈴木。次作へ向けて、役作りスタートしたと思われる。
大河主演後の1作目にどんな作品を選んだのか、注目が集まりそうだ。