今年、角界でもっとも話題になった人物。それは、元貴乃花親方こと花田光司氏(46)だろう。

 

元横綱日馬富士(34)の暴行騒動で理事を解任され、貴公俊(21)による殴打事件によって平年寄まで降格した花田氏。9月には、ついに相撲協会へ引退届を提出。さらに11月には、23年連れ添った河野景子さん(54)との離婚が発覚した。

 

そんな激動の1年を見守ってきたのが、龍神総宮社の辻本公俊氏(66)。花田氏を支援し続けてきた“恩人”だ。

 

花田氏は離婚について「夫婦としての成り立ちを良い思い出に、卒業しようということでした」とコメント。この“卒婚”発言は大いに取り上げられた。また週刊文春12月6日号で独占インタビューに応じた花田氏。景子さんとの離婚について、こう明かしていた。

 

《私は今まで相撲一本で生きてきましたし、彼女は彼女で、最近、講演や芸能活動みたいなものが増えてきていました。そんな彼女に、私は違和感を持つようになっていました。(中略)部屋を守り抜こうと歯をくいしばっている時期に、部屋のおかみが外に出ていることについて、相当危惧していましたし、私の支援者にもご心配をおかけしてしまいました》

 

記事では《円満な夫婦なら離婚なんてしません。気づけば、円満ではなくなっていたということです――》とも語るなど、深い溝を感じさせる花田氏の発言。だが意外にも、花田氏の支援者である辻本氏はこう語る。

 

「私は、そこまで言うのは景子さんに酷やと思う。部屋の運営は、協会からの助成金だけでやっていくというわけにいかないのが現実でした。ましてや理事でなくなって以降、給料も減っているわけでしょう。景子さんにしたら『自分が働くことで、少しでも運営資金の余裕ができたら』という気持ちがあったはず。そのおかげで、親方も堂々と協会と勝負してこられたんです。だから私は、親方がそれを言っちゃあおしまいやと思う。きっと親方は取材で仕方なくそう答えただけ。本心はきっと、そうじゃないと思います」

 

長男である花田優一(23)などに対する教育方針の違いがあったとも取りざたされているが、「それはどこの家庭でもあること」と否定する辻本氏。その上で、離婚に至った“要因”についてこう指摘する。

 

「いちばんの理由は、やはり引退です。もし親方を続けられていたら、景子さんが講演活動をしていようとも離婚はしなかったはず。違う教育方針を持っていようとも、いっしょにいたはずです。ところが引退によって、ふたりとも親方とおかみではなくなった。そこで新しい道を互いに選ぼうとなったのでしょう」

 

花田氏だけでなく、景子さんをも慮る辻本氏。2人の今後についてもこう語る。

 

「2人の今の状況や今後を考えたときに、そうしよう(離婚しよう)と判断したのだと思います。『円満なら離婚しない』と親方が言うのなら、『最良』。つまり、いちばんいい形を選んだのではないでしょうか」