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世界的に大ヒットした米ドラマ「24-TWENTY FOUR-」をテレビ朝日が日本版にリメイクし、「24 Japan」として2020年度に放送されることをスポーツ紙などが報じた。

 

01年に米国で放送が始まった「24」の主演はキーファー・サザーランド(52)。架空の米連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアーの活躍が描かれたストーリー。24時間のできごとがリアルタイムで進行し、1シーズン全24話で1日の出来事を描くスタイル。緊迫感あふれるリアルタイムサスペンスとして世界中でブームとなり、2014年までに全9シリーズが制作された。

 

「日本ではフジテレビが放送権を獲得し、04年からシーズン1を放送。その後、WOWOWがシーズン9までを放送。一時期は大手レンタルビデオ店での回転率がダントツで、朝からレンタル待ちの行列ができるほど。お笑いコンビ・どきどきキャンプの岸学(40)がジャックの日本語吹き替え版のモノマネで一躍ブレークしていました」(芸能記者)

 

テレビ朝日では開局60周年記念番組を制作するにあたり、世界的に大ヒットした「24」の日本初リメイクを企画。オリジナル版を制作した20世紀FOXと2年をかけて交渉し、昨秋にドラマ化の許諾を得て実現が決定。日本版のストーリーは米国史上初のアフリカ系大統領が誕生するまでの1日を描いた、オリジナル版のシーズン1を採用。24時間を24話で描く設定はそのままに、テロのターゲットを女性首相候補に変更。日本初の女性首相が誕生するまでの24時間を描くというのだが……。

 

「通常ドラマの2倍にあたる半年をかけて撮影するといいますから、オファーを受けるリスクも高い。また人気コミックの実写版同様、どの俳優にジャック的な役が回っても批判は出てくるでしょう。オリジナル版と重ねられてしまうほかのキャストも同様で、多大なるプレッシャーになると思います。実際、ネット上にはキャストが1人も発表されていないにもかかわらず、落胆や批判が殺到。テレ朝がこの高すぎる“ハードル”をどう超えるかが見物です」(テレビ局関係者)

 

今後、順次キャストが発表されそうだが、その度に「24」のファンからのすさまじい反響がありそうだ。

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