昨年12月にNGT48の山口真帆(23)が自宅で男性ファン2人から暴行を受けた事件について、1月14日に運営サイドの代表者3人が謝罪会見を開いた。
しかし事件の概要などについては「捜査情報に関する」という理由をタテに明かされず、真相究明は弁護士らの有識者から成る第三者委員会の調査に委ねられることが発表された。
そんな渦中のNGT48だが、新潟市の食品会社「一正蒲鉾」は公式サイトで同グループ起用CMの放映を中止すると発表した。顧客からの意見を受け止めての判断とのことで、「NGT48の件につきましては現在のところ報道以上の事実確認ができておりませんが、ご意見を真摯に受け留め、CMでの放映を差し控えさせていただきます」とした。
また一部では、山口への暴行に及んだ男らが「Z会」と呼ばれるファングループの一員であったと報じられていた。これを受けて通信添削事業などを展開する「Z会グループ」は14日、公式サイトで報道について「株式会社Z会をはじめとするZ会グループ各社とは一切関係ございませんので、お知らせ申し上げます」との声明を発表する事態に発展した。
「NGT48はご当地アイドルとして人気。一正蒲鉾のほか、新潟の名菓『ばかうけ』や地元の第四銀行のCMにも出演しています。今回の放送中止によって、ほかのCMスポンサーも動き出す可能性があります。現状のままでは、事件の余波は広がるばかり。早々に事態の解明が求められています」(芸能記者)
運営側は会見で第三者委員会の調査終了の具体的な時期を明かさなかったが、悠長に構えていられない状況になってしまったようだ。