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3月7日の昼過ぎ、都内の高級マンション前に1台のタクシーが止まった。降りてきたのは夏帆(27)。そのまま、ひっそりとエントランスへと入っていった。

 

このマンションは、2月に強制性交罪で逮捕・起訴された新井浩文被告(40)の自宅。つまり彼が派遣型マッサージ店の従業員女性を呼び寄せて乱暴したという、“事件現場”でもあるのだ。

 

夏帆と新井といえば、16年に熱愛が発覚。当時は夏帆の母親公認の交際ともいわれていたが、事件後には「昨年春に破局していた」とも報じられていた。ただ、本誌はこんな目撃談をキャッチしている。

 

「昨年の暮れ、新井さんと夏帆さんが渋谷からほど近くの路地を並んで歩いていたんです。それを見て『2人はまだ付き合ってたんだ』と思っていたのですが……」(芸能関係者)

 

新井被告が保釈されたのは、2月27日。そしてそれから1週間後、現場に姿を見せた夏帆……。2人は“復縁”しているのか。だが、夏帆を知る別の芸能関係者はこう語る。

 

「実はこのマンション、夏帆さんが母親といっしょに住んでいるマンションでもあるんです。新井さんとは別の部屋です。昨年暮れに会っていたのは、新井さんとの間で処理しなくてはならない問題が出てきたからです。そのため仕方なく、知人を交えて一度だけ会ったそうです。もちろん、それ以降は一度も会っていませんよ」

 

とはいえ、元恋人が事件を起こしたマンションで住み続けるというのは夏帆にとって気持ちのいいものではないはずだ。

 

「事件が起きたことで当然、彼女も出ていくことを考えました。しかしお母さんと暮らしていることもあり、すぐには転居先を決められなかったそうです。しかしそれも限界のようで、『さすがにもう嫌だ……』と漏らしていると聞きました。現在はお母さんと相談して、本格的に引越し先を探しているそうです」(前出・芸能関係者)

 

いっぽう、新井被告もひそかに再出発の準備を進めているという。

 

「事件の影響で発生する5億円ともいわれる賠償金を考えると、高級マンションでの生活は続けられないと考えたのでしょう。今後は単身者向けのマンションに転居し、1人でひっそりと暮らすことになりそうです……」(新井の知人)

 

思い出のマンションから引越しを余儀なくされるなど、破局後も新井被告の“呪縛”に苦しめられる夏帆。彼女もまた被害者といえそうだ。

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