コカインを摂取したとして3月12日に麻薬取締法違反の容疑で逮捕された電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧容疑者(51)。
出演する映像作品について出演シーンのカットや撮り直しが行われるなど、関係者が対応を迫られている。そんななか、映画「麻雀放浪記2020」が予定通り4月5日に公開すべく最終調整に入っていると一部スポーツ紙が報じた。
記事によると瀧容疑者は同作で、戦争によって東京五輪が中止になった2020年の五輪組織委員会の元会長役。斎藤工(37)演じる主人公・坊や哲が生きる昭和の戦後と2020年の戦後を結ぶ重要な役どころだという。
そのため編集でカットはできず、公開まで1カ月を切った段階で再撮影も不可能。配給の東映など製作委員会で対応を協議したところ、有料コンテンツとして観客の判断にゆだねる方向にかじを切ったという。
「もともと過激な内容に各方面からクレームが入り、公開中止を避けるためマスコミ試写なしで公開するとして話題になっていました。そして今回の瀧容疑者の逮捕で再びマイナスの“宣伝要素”が追加されることに。崖っぷち状態での公開に、心配の声も上がっています」(映画業界関係者)
公開されればストーリーのみならず、瀧容疑者の出演シーンについても話題になりそうだが……。果たして“マイナスの宣伝要素”は吉と出るか、凶と出るか。