画像を見る

「撮影はギリギリのスケジュールで、最終回放送日の前日まで行われていました。みんな酒断ちして臨んでいましたから、宴を楽しみにしていました」(スタッフ)

 

3月中旬の19時、東京・銀座の飲食店に1台の車が停まった。降りてきたのは、黒のレザーブルゾンに細丸メガネ姿の錦戸亮(34)。月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)の打ち上げが行われていたのだ。

 

「関ジャニ∞の脱退騒動に揺れる錦戸さんは『撮影中、本当にいろいろご心配をおかけして申し訳ありませんでした』と挨拶。その後で『このドラマに出会えて、みなさんといっしょにやれたことを感謝しています』と語っていました。抽選会では25万円もの商品券を提供。さらに一人ひとりへ丁寧に挨拶していました。驚いたのは彼が全員の顔と名前をしっかりと覚えていたこと。ここまで周囲に気づかいをみせる錦戸さんを初めて見ましたね」(前出・スタッフ)

 

1次会を終えた錦戸は、当然のように近くのカラオケ店で行われた2次会にも参加。すべての宴が終わったのは、8時間後の午前3時近くになっていた。

 

だが関係者が会場を後にしたにもかかわらず、錦戸と船越英一郎(58)だけがなかなか出てこない。実はこの日、錦戸は「2時間ドラマの帝王」と呼ばれる船越に相談をもちかけていたという。

 

「錦戸さんは現在、関ジャニ∞の脱退騒動の真っただ中。将来的には俳優業に力を入れていきたいと考えているそうです。そんななか、大先輩である船越さんに“俳優としてどうやっていけばいいのか”を聞いていたといいます。今回の撮影で錦戸さんは変わりました。収録中もずっと船越さんについて勉強していたんです。スタッフの顔と名前をしっかり覚えるようになったのも、船越さんの影響。そんな先輩と最後に話せるとあって、つい時間を忘れて話しこんでいたようです」(芸能関係者)

 

船越とのサシ飲みを終え、会場から出てきた錦戸。その表情はどこか晴れ晴れとしていた――。

 

テレビ誌のインタビューでも《船越さんは大ベテランで経験値が違いますから、現場での立ち居ふるまいなども勉強になりました》と語っていた錦戸。“帝王”からのアドバイスは、大きな転機となったことだろう。

【関連画像】

関連カテゴリー: