石田ひかり(46)が4月3日、自身の出演した「あさイチ」(NHK総合)の内容について「わたしにとって気持ちのいいものではありませんでした」とInstagramで言及。1人の母として、子供たちへメッセージを送った。
番組では中高生の財布事情を特集し、スマホでアンケートに答えることでお小遣いを稼げるサイトなどを利用しているといった現状が紹介された。しかし放送中、石田は訝しい表情を見せていた。
放送を終えた後、石田はInstagramで「中3と高1の娘を持つ親として今日の内容は衝撃的&『わたしにとって』気持ちのいいものではありませんでした」とコメント。「顔が見えない大人が作ったアンケートに『気軽に』個人情報を打ち込むことがどれだけリスクが高いものかしっかり理解して欲しいと思います」と語り、アルバイトについて「本格的に社会に出る前の、社会勉強だと思うのです」と持論を展開した。
さらに「やっぱり指先を動かすのではなく頭も身体も心も動かして『シフトを考え、働き、汗をかき、それに見合った報酬を受け取る』とゆーことを体感してほしいんだ!人と接してほしいんだ! 人と接することでのストレス、感じてほしいんだ!他者への想像力、身につけてほしいんだ!」と訴えた。
石田の投稿には1日足らずで9,700回以上の“いいね!”が。《勤労が美徳とは言わないが、根っこのない草は必ず枯れる》《無記名でできるアンケートだからとか、ビッグデータだからという小さな問題ではなく有限の、大事な十代の時間を金に支配されて、スマホなんてものに支配されてもったいないんですよね》といった賛同の声が上がった。
肯定的な声のいっぽうネットでは《楽にお金稼げるならアリだと思うけど。。1時間800円では、やる気しないよ。学生時代は、どうやってお金を稼ぐかを考える時期です》《そういうのは学校や会社でも嫌というほどできるんじゃないかな》《世代間ギャップを埋めようとしない無理解から来る偏見》といった声も。その教育論は大きな反響を呼んでいる。