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バンド・ヒトリエのメンバーであり、ボカロPとしても活躍したwowakaさんが4月5日急性心不全のため亡くなったと発表された。31歳だった。その早すぎる死を、米津玄師(28)も無言で報告した。

 

ヒトリエの公式サイトはwowakaさんの死を伝え、「これまでwowaka、ヒトリエを応援してくださった方々に深く感謝申し上げます」とつづった。またwowakaさんが亡くなったことにより、現在発表しているヒトリエの全国ツアーの中止を発表。「バンドの今後の活動については現在未定ですが、イガラシ、シノダ、ゆーまおの各メンバーは、これからも音楽活動を続けてまいります」と明かした。

 

米津は同日Twitterで、ヒトリエの公式アカウントによるwowakaさんの訃報をリツイート。言葉もなく報告する米津に、《米津さんのリツがつらいよね。今日はwowakaさんの曲を聴く》《米津さんは、わたしがwowakaさんを知るずっと前からwowakaさんのことを知っていて友人でもあり尊敬していたのだからその辛さは相当なものだと思う》と慮る声が上がった。

 

米津とwowakaさんはかねてから親交があり、SNSでツーショット写真をアップするなどたびたび仲睦まじい様子をファンに報告していた。

 

「米津さんとwowakaさんはボーカロイドを使って曲を作り始めた時期や、自身で歌い始めた時期が近かったのでお互いに“縁”を感じていたそうです。米津さんは楽曲制作の面でwowakaさんからの影響を大きく受けたそうで、『最大級の敬意を感じてる』と語っていたほど。さらにwowakaさんの楽曲『ワールズエンド・ダンスホール』について『引っくり返るぐらいの衝撃を受けた』と絶賛していました。ボカロが今ほど浸透していないころから、2人はともに切磋琢磨してきました。互いを戦友として、よきライバルとして認め合っていたのです」(音楽関係者)

 

米津の心痛は計り知れない。

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