昨年10月に角界を引退して以降、たびたびお茶の間を賑わせている貴乃花光司氏(46)。これまで政界進出の噂が浮上してきたが、本人はかたくなに否定してきていた。
そんななか、後援会関係者のもとに驚きの招待状が届いたという。
このなかで貴乃花氏は《報道等で囁かれております政治への進出など滅相もなく 考え知るところには御座いません》とつづっているのだが、後援者のひとりは驚きを隠せない。
「先日、“御縁会”の案内状が届きました。引退してからきちんと報告できていなかったこともあり、これまでの御礼と新生を誓う会になるそうです。ただ気になった音は、その発起人。国会議員さんがズラリと並んでいたのです。政界進出をしないとしているのに、なぜこれほどの面々がサポートしているのでしょうか」
発起人代表は、元ユネスコ第八代事務局長の松浦晃一郎氏(81)。そして発起人の欄には、小渕優子議員(45)の名前が!
そのほかにも遠藤利明元五輪担当相(69)や浜田靖一元防衛大臣(63)など、衆議院議員が。またJOC新会長への就任も確実視されている全日本柔道連盟会長・山下泰裕氏(61)や元観光庁長官、元海上法案庁長官や元国土交通省事務次官など層々たる人物の名前があった。
また招待状で貴乃花氏は《つきまして 後援会の皆様方におかれましては 本年三月末にて会期を終了し『新生貴乃花』として 皆様方に御挨拶をさせて頂きたく存じます》としている。
この御縁会は5月19日に都内のホテルで行われるという。しかし前出の後援者は戸惑いながらもこう語る。
「これでは、『政治家転身はない』と言っていることが本当なのかなと疑ってしまいます。彼がどこに向かおうと思っているのか、この会の場で本当の気持を本人の口からきちんと聞くことができたらいいんですが……」
貴乃花氏からは角界引退後のどんな未来予想図が語られるのだろうか。