香取慎吾が最新映画で新境地、早くも賞レース有力候補の声

映画「凪待ち」(6月公開)の完成報告会見が4月23日に都内で行われ、主演の香取慎吾(42)、リリー・フランキー(55)、白石和彌監督(44)らが出席した。同映画は「喪失と再生」をテーマに描く重厚な人間ドラマ。香取はパートナーの女性や娘とともに、女性の故郷である宮城・石巻市で再出発しようとする主人公を演じている。

 

各スポーツ紙によると、かつてない“ろくでなし”の役を演じた香取は「つらかったです。人の優しさがこんなに痛いんだと思った。優しい言葉を掛けられるほど、自分のふがいなさを感じてしまった」と撮影を回想。また香取と初タッグとなる白石監督は「たとえるなら香取さんは、役所(広司)さんくらいの色気」と絶賛したという。

 

「香取さんが演じるのは、ギャンブル・酒・女が原因で奈落の底に落ちていく主人公。香取さんといえば、これまでの作品では明るいキャラクターを演じることが多かった。しかし今作では今まで見せたことにないようなダークな表情ばかりで、役者としての新境地を開拓しています」(映画ライター)

 

白石監督といえば「凶悪」や公開中の「麻雀放浪記2020」など、赤裸々な人間の内面描写に定評がある。今作でも、その実力はいかんなく発揮されているようだ。

 

「今作では見事に香取さんの魅力を引き出したようで、会見で香取さんも『誰でも心の中に狂気、闇の部分を持っていると思います。そっち方向の僕としては、白石作品はすごく好き』と絶賛していました。関係者の間では、早くも本年度映画賞レースの有力候補といわれています」(前出・映画ライター)

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