足早に会場へと入っていった田中。 画像を見る

5月中旬、都内ホテルの駐車場に姿を見せた田中圭(34)はマネージャーらしき男性とともに足早に会場へと入っていった。

 

しかしその10分後、田中は車へと戻ってきた。そして再び現れた彼は白いセーターを脱いでおり、上下を茶色でそろえた姿にすっかり変わっている。わざわざ着替えたようだ。“おめかし”をして、再び館内へと急ぐ田中。浮き足立つのも無理はない。この日、ホテルのなかで待っていたのは『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の仲間たちだったのだ――。

 

「実は『おっさんずラブ』が大ヒットしたことを受け、テレビ朝日が“会長賞”を贈呈することになったのです! この日はその受賞パーティでした。ドラマ終了から間もなく1年になりますが、そうしたなかで会長賞が出てくるなんてきわめて異例のこと。突然の大盤振舞いにスタッフや出演者からも驚きの声が上がっていました」(テレビ朝日関係者)

 

男同士の純愛を描いた『おっさんずラブ』は16年に単発深夜ドラマとしてスタート。昨年4月から連ドラとして放送されると一躍、社会現象となった。さらにDVD販売が爆発的な数字となったほか、イベントやグッズなどの収益も好調だったという。そうした実績が「テレビ朝日の収益に大きく貢献してくれた」として、今回の受賞となったのだ。

 

「会場には早河洋会長(75)をはじめ、テレビ朝日の上層部が勢ぞろい。出演者やスタッフなども含めると、全部で60人ほどが集まっていました。それだけ局としてこの作品に期待しているということでしょう。会場には肉や魚など30種類以上の豪華な料理が並んでいました。さらには制作スタッフがNGやアドリブシーンなどをまとめ、総集編として会場で披露。出演者たちはみんな、楽しそうに見ていました」(前出・テレビ朝日関係者)

 

パーティにはもちろん、吉田鋼太郎(60)や林遣都(28)の姿も。特に林は田中とペアルックかと思うほど、上下を茶色いスタイルで統一していた。田中は2人と“再会”を果たしたことがうれしかったようで、終始、満面の笑みを浮かべていたという。

 

「田中さんは乾杯の挨拶を担当していました。壇上に上がると、『“おっさんずラブ”という作品に関わることができて、本当によかったと思っています』と感謝の言葉を伝えていました。そのうえで『出演者やスタッフ、みんなで作り上げた作品です。これからも作品が私たちの手を離れ、より大きくなって戻ってきてくれることを願います!』と今後についても熱く語っていました」(前出・テレビ朝日関係者)

 

そんな田中の思いに感化されたようで、吉田や林もあふれんばかりの思いを語っていたという。

 

「“ヒロイン”と紹介された吉田さんは『この作品で人生の運をすべて使い果たしたのではないかと思っていますけど、それでもいい! これからも全身全霊でこの作品を盛り上げていきたい』と男気ある発言で会場を沸かせてくれました。そして林さんも『僕は完全燃焼するつもりでこの作品に臨みました。いっしょに仕事をさせていただき、本当に感謝しています……』と感無量の様子でした」(前出・テレビ朝日関係者)

 

1次会は2時間ほどで終了。だが一行は帰ることなく、そのまま近くのカラオケレストランで行われた2次会へと直行。再会の祝宴は深夜まで続いた。

 

「実は、出演者たちは撮影終了後もグループLINEなどで直接連絡を取り合っていたんです。定期的に田中さんたちが音頭を取って、『おっさんずラブ』会を開いたりもしていました。だからこの日も、ぎこちないそぶりはまったくありませんでした」(別のテレビ朝日関係者)

 

今年1月にはドラマの続編が年内に放送されると発表され、8月には劇場版の公開も決定している。“再会の祝宴”でさらにボルテージを上げた田中。今年も『おっさんずラブ』旋風が吹き荒れることになりそうだ。

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