12年間、公私ともにべったり一緒だった2人。 画像を見る

「彼女はお互いのためには一旦、関係を清算するしかないと思っているようです。小嶺さんは逮捕時も“(大麻は)私1人のもの”と共同所持を否定していましたし、それからもずっと田口さんのことをかばっているんです。田口さんが更生するためには、それぞれ別々に治療していくことがベストだと考えているのでしょう」(捜査関係者)

 

大麻所持の疑いで逮捕された、KAT-TUNの元メンバーで歌手の田口淳之介容疑者(33)。6月2日が勾留期限となっていたが、東京地裁が3日間の延長を認めたため、6月5日まで東京・湾岸署に勾留される予定。共に逮捕された恋人で同居人の小嶺麗奈容疑者(38)も勾留延長が決まり、同じく5日に起訴か不起訴処分が決まる見通しだ。起訴された場合、保釈請求が認められれば保釈されることに――。

 

元検察官で法律事務所オーセンスの高橋麻理弁護士は、裁判の行方をこう分析する。

 

「保釈のときは制限住居と言って、どこに住むかを条件に出されることがあります。今回の場合、別々の場所を指定されると思われます。夫婦でも共犯の場合は別々に指定される事例があり、電話も直接会うのも禁止という“接触禁止”が条件になることも多いです」

 

高橋弁護士によると、今回のケースは「早ければ逮捕から判決まで3カ月以内」だという。

 

「12年間、彼らは公私ともにべったり一緒でした。それが付き合って初めて、長期間離れ離れに過ごし、連絡もとれないわけです。でもその時間が、お互いを見つめ直すいい機会になるとも言えます」(前出・捜査関係者)

 

今回の逮捕を受け、2人はどのような“人生の選択”をするのだろうか。

 

本誌は独自のルートから、小嶺の弁護士の連絡先を入手。小嶺の代理人を務める望月宣武弁護士を通じて本人にコメントを求めたところ、望月弁護士からはこのような回答があった。

 

「いずれお話しすべきタイミングが来たら、本人からきちんと話すと思います。田口さんとの今後のことは、事件が終わったら2人で話し合って決めることであり、今の時点で周りが臆測で話すことではないと思います。小嶺は何年も前に芸能界を引退しておりますので、その点をご配慮いただきますようお願いいたします」

 

しっかり話し合った上で最適な決断を下してほしい――。

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