近所でも“堅実妻”として知られているという。 画像を見る

6月中旬の午前9時ごろ、大阪市内のマンションから一組の男女が仲よく出てきた。キャップを目深に被っている女性は、三船美佳(36)だ。そして隣を歩く男性は、美容室経営者の夫・Tさん(40)。三船が今年4月に再婚を発表して以降、初の夫婦ショットとなる。美容室へと出勤するTさんを送りだすため、三船はしばらく並んで歩いていく。その表情には、幸せに満ちた明るい笑みが浮かんでいた――。

 

三船は98年、16歳という若さで高橋ジョージ(60)と結婚。24歳も年の離れた“おしどり夫婦”として、注目を集めていた。そんな結婚生活に陰りが見えたのが、13年12月。三船は長女(14)と母を連れて大阪へ逃亡し、別居生活がスタートしたのだ。

 

「15年1月にそうした夫婦の亀裂が発覚すると、3月に離婚裁判が勃発。原因は高橋さんの“モラハラ”と報じられ、話題を呼びました。裁判は泥沼化しましたが、1年後の16年3月に離婚が成立。長女の親権は、三船さんが獲得することになりました」(芸能関係者)

 

母娘と2人きりで生きていく。そう決意した三船の前に現れたのが、Tさんだった。

 

「当初は戸惑う気持ちもあったそうです。背中を押したのは、三船さんの娘さんでした。娘さんは三船さんと高橋さんとの離婚騒動を近くで見てきました。高橋さんとは会いたくないと言っていると報じられたこともありましたが、そんな彼女がTさんには心を許したのです。それが決め手となり、三船さんは再婚を決断したのです」(前出・芸能関係者)

 

そんな彼女が選んだ新居は意外なところだった。

 

「三船さんが住んでいるのは、大阪市内でも下町といっていい場所。セレブが住むような高級住宅街ではなく、古い戸建てやアパートが立ち並ぶ庶民的なエリアです。住んでいるマンションもごくごく普通。新築ではありますが、ファミリータイプの3LDKで家賃は月15万円ほどでしょう」(不動産関係者)

 

高橋と結婚していたころ、三船は“合計3億円”ともいわれる豪邸に住んでいた。直撃の際に高橋が乗っていたのも、高級輸入車。誰もがうらやむほどの“セレブ生活”だった。

 

「大阪に引っ越した後も、三船さんが娘と暮らしていたのは超高級マンション。ファミリータイプだと家賃40万円ほどで、浴室にはミストサウナも完備。コンシェルジュサービスまであるという、ホテル並みの豪華さでした」(前出・芸能関係者)

 

そうしたころと比べると、かなり質素な生活。だが彼女は心から幸せそうだという。笑顔の裏には再婚した夫・Tさんの影響があった。Tさんの知人は言う。

 

「彼は著名人を担当するようなカリスマ美容師ではなく、いわゆる“町の美容師さん”。Tさんはもともとついていたお客さんを大切にし、古くなったお店も自分で直す。人柄もよく、いつも笑顔であいさつする。そうした姿勢が評判となり、『あのお店はいいよ』という声が増えてきています。三船さんは、そうした堅実でまじめな彼のことが大好きなんです。だからこそ新居もあえて普通の賃貸マンションがいいとTさんに伝えたそうです」

 

実際、Tさんと暮らし始めたことで三船は変わったようだ。近所の住民はこう語る。

 

「三船さんを近くにある大衆的なスーパーでよくお見かけします。芸能人なのに気取って顔を隠したりせず、普通に買い物をしていますね。それに芸能人って、高級なジムに通っているイメージがあるじゃないですか。でも彼女は普通の主婦と同じように、近所をジョギングしています。だから『あの子、本当に質素だしいいコよね』と噂しているんですよ」

 

“モラハラ夫”から逃亡して5年、笑顔を取り戻した三船。長女や夫・Tさんとの“ささやかな暮らし”が、彼女にとってなによりの“宝物”となっているようだ。

【関連画像】

関連カテゴリー: