今田耕司(53)が7月27日、自身がMCを務める『特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ)に出演。闇営業問題から発展した吉本興業のお家騒動について、自身の複雑な胸中を赤裸々に語った。
番組収録は22日午後。吉本興業・岡本社長の会見2時間後に始まったこともあり、スタートから番組はヒートアップ。SNSをやっていない今田にとって、今回の収録が騒動に対しての初言及の場となり、注目を集めた。
冒頭、岡本社長の「吉本はファミリー」という発言に対して「“親”とか“子供”っていうのは、それは林正之助さんからの流れです」と言及。元会長・林庄之助さん(享年92)からの社風が存在することを明らかにし、「(現体制で)形だけマネしても、それは若手や東京の芸能人には絶対に伝わらないです」と断言した。
続けて「我々はファミリーかもしれませんけど、下の子たちには態度で示さないと。頑固おやじが急に“家族や”と言っても伝わらない。亮もああなるし、宮迫もああなるでしょ。そこのコミュニケーションが下手。ということは吉本というお笑いの楽しい会社のトップにいるべき人ではないんじゃないかと思ってしまった」と熱弁。岡本社長を新入社員時代から知る今田だからこその、熱い思いを赤裸々に語った。
また今回の騒動で一番辛かったこととして、「ぶっちゃけ言うと僕はウソに疲れた」と切り出した今田。闇営業問題の発覚当初は宮迫博之(49)や入江慎也(42)などの当該芸人と毎日連絡を取り、本人たちから「ギャラはもらっていない」との報告を聞いていたという。
ところがその後、金銭授受の事実が発覚。会社からも一連の経緯説明を受けていたというが、「(宮迫・田村の)記者会見を見たら、僕が説明されてる内容とまったく違うわけですよ。今度は吉本にも嘘つかれてたんやと……」と自身の複雑な胸中を告白。「僕らは会社に説明されたことを言って良い範囲で若手に言うじゃないすか……」と続け、悔しさをにじませていた。
今田の発言を受け、番組出演者で芸能リポーターの井上公造氏(62)は「今田さんくらいきっちり説明できる人がいれば、世間は理解できるんですよ」と絶賛。ネット上でも、今田の率直かつ想いがつまったコメントを称賛の声が相次いでいる。
≪今までの吉本騒動の中で今田耕司さんの話が一番しっくりきたかも知れん≫
≪今日の特盛よしもと 全国で放送した方が良いんじゃない? 吉本問題・今田さん達の想いや言葉が一番わかりやすく、それぞれの立場の解説に納得感≫
≪今田耕司の話はスッと入ってくるなー 話し方がうまい 「色んなウソに疲れました…」ってのは、ほんと率直な意見なんだろうなー≫