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今年1月、リーダー・大野智(38)の「しばらく休みたい」という意思に沿う形で、嵐のメンバー5人は活動休止の決断をした。

 

「一昨年6月から始まったメンバー間での活動休止の話し合いの際、相葉さんは『大野さんと1対1でいちばん話したのは自分』と言っていました」(仕事関係者)

 

相葉雅紀(36)は常々、嵐の中での自分の役割を、メンバーの“潤滑油”“接着剤”的存在だと公言してきた。

 

《日頃からくっつけようっていう意識はないですけど、足並みが乱れてきたら全力でくっつけると思います。もし方向性の違いが出てきたら「ちょっと待ってよ」って》(『日経エンタテインメント!』14年1月号)

 

相葉と大野は嵐のライブ後、2人で飲みに行くほど仲がよい。あるとき、櫻井翔(37)が大野の部屋に行ってみると、大野と相葉が号泣していたという。

 

「2人で嵐の歩みを振り返っていたら、相葉さんが『リーダーに会えてよかった!』って突然泣き出した。そしたら大野もつられて『嵐でよかった!』と感極まったそうです」(音楽関係者)

 

そんな相葉自身、嵐結成時から、ある悩みを抱えていたという。

 

「嵐のメンバーで、二宮さんは俳優、松本さんは演出、大野さんはアート、櫻井さんはキャスターと得意分野があります。近年まで相葉さんは“自分の長所が何か”長年悩んでいたようです」

 

実際、相葉は雑誌のインタビューでこう語っている。

 

《何が自分の魅力なのか、僕自身がいちばんよくわかっていないんです。自分の良さがわからないから、目の前の仕事を頑張り続けているんだと思います》(『クロワッサン17年5月10日号』)

 

いまやバラエティ番組に欠かせない相葉は、共演者に加え、スタッフとも率先して会話を交わすため現場受けがよいという。

 

「どんなに多忙になっても相葉さんはロケ仕事を断りません。地域の方々との交流を心から楽しんでいるんです」(テレビ局関係者)

 

そして今回の駅伝式『24時間テレビ』のマラソン収録舞台裏でも、相葉の素顔が見える一幕が。

 

「アンカー・いとうあさこさんが疲労ゆえ、番組時間内でのゴールにわずかに届かなかったんです。そこで番組側が次の『行列のできる法律相談所』の放映時間にゴールできるよう、あさこさんにスピード調整を提案しようとしたところ、『あさこさんの好きなペースでゴールさせてください!』と相葉が嘆願。完走後、それを知ったいとうさんは相葉さんに深く感謝していました」(番組関係者)

 

分け隔てなく笑顔で接するその人柄は、好感度につながる。

 

「15、16年の男性タレントCM契約社数1位。今年の上半期も1位に返り咲きました」(広告関係者)

 

“CMキング”となった相葉は今までの人生で最大の恩人を聞かれ、「ジャニーさん」と即答している。

 

「ジャニー喜多川さん(享年87)が嵐を結成する際、最後に選ばれたのが相葉さんでした。誰よりも気遣いができて、周囲を明るくする彼の人柄を見抜いていたんです。今回の相葉さんの涙の手紙には“天国のジャニーさんに報いたい”という思いも強くありました。活動休止発表の際、ジャニーさんは『20年間頑張って、しばらく休憩して、またやるっていうのは、いいと思う。いつまでもついてゆきます』と語っています。ジャニーさんの願いを断ち切ることのないよう『再始動へ、僕が動く!』という心境だったようです」(前出・音楽関係者)

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