ジャニーズに広がる支援の輪…背景にあった木村拓哉の信念

9月22日、嵐の松本潤(36)、KAT-TUNの亀梨和也(33)、関ジャニ∞の丸山隆平(35)、NEWSの小山慶一郎(35)らジャニーズ事務所のタレント8人が、台風15号で被災した千葉県館山市をサプライズ訪問。キッチンカーでカレーの炊き出しを行った。松本らは、おそろいの黒のTシャツに黒いキャップをかぶって給仕。

 

嵐をはじめとして、被災者のためにすばやく行動を起こすジャニーズアイドルたち。実は、その背景には、木村拓哉(46)の多大なる影響があるという。

 

「もともとSMAPは『東日本大震災復興支援財団』の発起人の一人として、11年の8月に福島県いわき市や宮城県南三陸町、岩手県大船渡市で、手弁当で学校の体育館でトークショーや歌を披露。握手会も行うなど、被災地慰問を積極的に行っていました」

 

と語るのは、社会部記者。

 

「16年の熊本地震の際には、木村さんは支援活動をしたいと事務所に直訴したそうです。話し合いの結果、事務所が長年親交のある石原プロと合同という形で、熊本県益城町で行われた炊き出しに参加。舘ひろしさん、神田正輝さんら石原軍団の手ほどきを受け、木村さんは長瀬智也さんや岡田准一さんとともに1,500人分の焼きそばを調理しました」

 

昨夏の西日本豪雨の際、木村は再び事務所に支援活動をしたいと申し出たという。

 

「立ち直りかけてきた熊本が、また被災にあえいでいる。木村さんとしては見過ごせなかったのでしょう。彼の熱い思いが実り、事務所全体で行う社会貢献プロジェクト『Smile Up! Project』設立の運びとなったんです。いわば木村さんはジャニーズ・ボランティアチームの“隊長”ともいえる存在になりました」(前出・イベント関係者)

 

昨年8月、西日本豪雨の被害に苦しむ広島県呉市の避難所を訪れた木村は、そのときの様子をこうラジオで語っている。

 

「呉の避難所にお邪魔して物資の供給とかもさせてもらったんですけど、一人のおばあちゃんが『わしらはもう心が病んどるじゃけん』って最初にお会いした直後におっしゃっていたんです。でも、そのサービスをさせていただいた後に、そのおばあちゃんがすごく笑顔になってくれていたのが本当に来てよかったなって。こういうことは間違いじゃないんじゃないかなって、おばあちゃんの笑顔が自分たちにすごく思わせてくれた感じがします」

 

そして今回、館山への訪問を誰より願っていたのは木村本人だったという。

 

「木村さんは千葉県出身。本当にすぐにでも駆けつけたかったそうなのですが、ちょうど今は主演ドラマ『グランメゾン東京』の撮影の真っ最中。最後までスケジュール調整していましたが、どうしても赴くことができなかったんです。そのため、後輩たちにメッセージを託したのです。自分の代わりに松本さんらが館山を訪問してくれたことに心から感謝していたそうです」(別のイベント関係者)

 

木村は館山の炊き出し当日、中国のSNS「Weibo」でコメントした。

 

「内容は日本語で『後輩たち、頼りにしてます』という意味。メッセージに加え『Smile Up! Project』の黒い帽子をアップしていました」(前出・イベント関係者)

 

同じ帽子をかぶり奮闘する後輩たちの活動には「被災地に笑顔を!」という木村隊長の積年の思いが投影されていたのだ――。

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