「漢文の授業ってまだあるの?」野田洋次郎の問題提起が話題

RADWIMPS・野田洋次郎(34)がTwitterで漢文の授業について問題提起をした。ツイートは大きな反響を呼び、野田のもとにはそれぞれの考える“漢文授業の意義”が届いている。

 

同日、Twitterで《漢文の授業ってまだあるの?》と切り出した野田は《あれって本当意味がないと思うんだけど、なぜいまだにあるんだろう》と続けた。さらにこう、疑問点を挙げた。

 

《普通に中国語で読める漢文を教えてほしかった。レ点とか一二点とか使って無理に日本語で訓読できるようにすることにどれだけ意味があるんだろう》

 

そして《受験や試験のための科目な印象。前時代的に感じる》とつづっている。

 

またファンらとのやりとりのなかで野田は、漢文を学ぶことについて《訓読の勉強ってことか。中国語で中国語の古典を読めるようにそのまま教えてほしかった。訓読はできるから》《ひらがなもカタカナも日本語のすべては中国語が大元になっているが故に、英語よりもまずその源となる言語を知ることはとても大事だと思うのです。ただ、その方法論がなんか自分にはしっくりこないという感じ》と持論を展開している。

 

「現代人が勉強する意味はあるのか」といった声がしばしば上がる漢文。昨年7月に告示された「高等学校学習指導要領解説 国語編」で文科省は「古来,我が国は, 文字,書物を媒介にして,多くのものを中国から学んだ」とし、「その結果,漢語や漢文訓読の文体が,現代においても国語による文章表現の骨格の一つとなっている。漢文を古典として学ぶことの理由はこの点にもある」と述べている。

 

野田のツイートは1.5日ほどで5.6万回の“いいね”を記録するなど大きな反響を呼んだ。《大多数の人にとって卒業後生きる上で、ほぼ完璧と言えるほど使わない科目よりも、若年層が生きる上で役立つ科目を作るべき》《もう既に現代語訳もされている限りある漢文の書をわざわざ学生が読み解く必要性はほぼ無い》といったコメントも上がるなか、それぞれの考える“漢文授業の意義”として野田の元にはこんなリプライが届いている。

 

《伝統的に漢文を読み下して、日本語として使い、そこから成り立ってきた言葉や考え方がある。また、将来、みんなのうちで興味をもった誰かが江戸時代とか、もっと昔の思想とかを勉強しようとした場合、この知識が重要になると思う》
《漢文の授業って、文法的なものを学ぶだけじゃなくて、それよりも先人達が経験してきた教訓や、思想を学ぶことも一つ、漢文を学ぶ意義な気もします》
《むしろ『中国語を学ばなくても中国の古典が日本語で学べる』から意味があるのではないでしょうか……学ぶ価値がある漢文を日本語しかわからない人にも伝えられるように、ってことだと思います。後世に残していくために、漢文を日本語で読む法則を作り上げたのは、先人達の苦労の結晶です》

 

その後、野田は《何が将来役立つか、何の意味があるか、この国の教育のあり方はそもそも正しいのか、疑問はきっと尽きないし学生の時僕も色んな葛藤がありました》とツイート。《でも「やれるだけやってみた」という経験は間違いなく価値があると思います》とつづっている。

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