画像を見る

11月25日、元「タッキー&翼」の今井翼(38)が、片岡愛之助(47)主演の徳島・大塚国際美術館で行われる第10回システィーナ歌舞伎『NOBUNAGA』(20年2月13~16日)で舞台復帰すると発表された。

 

今井は14年にめまいや耳鳴りといった症状を引き起こすメニエール病を発症。一時は回復したものの18年3月に再発し、治療に専念するため無期限で活動を休止していた。だがその沈黙を破るように7日にインスタグラムの公式アカウントを開設し、元気な様子を見せた。

 

各メディアによると片岡が13年に『GOEMON 石川五右衛門』を大阪松竹座で上演した際、観劇に来ていた今井が楽屋を訪問。片岡にとって初対面だったという。

 

その出会いを機に、14年に上演された十月花形歌舞伎『GOEMON』で今井は片岡と初共演を果たした。同作は石川五右衛門がスペインの血を引いていたという設定で、フラメンコも取り入れた斬新な作品。今井は五右衛門の父親・カルデロン神父役を演じ、フラメンコも披露した。

 

また16年にも同作に出演した今井は、前回と同じ役に加えて五右衛門の幼馴染み・霧隠才蔵役も演じ一人二役という大役を果たした。

 

「今井さんは07年に単身でスペインに渡り、本場でもフラメンコの修業を重ねました。『GOEMON』でフラメンコ指導にあたった舞踊家に師事していた縁で、片岡さんの公演を観劇したようです。共演をきっかけに、公私ともに2人の親交は深まっていきました。片岡さんは『情熱といえば今井翼』と称するほど、真面目に稽古に励む今井さんを評価しています。今井さんの役者人生に大きな転機をもたらした同作ゆえに、慕っている片岡さんの舞台で役者復帰が叶ったことは喜びもひとしおでしょう」(舞台関係者)

 

今井は同日にインスタグラムを更新し、舞台への意気込みをこうつづった。

 

《ご報告です。来年システィーナ歌舞伎に出演致します。新たな時間を迎えられることに感謝してしっかり努めさせていただきます。これまでの沢山の支え待って下さった方々皆様に感謝しております。本当にありがとうございます》

 

インスタグラムの開始からわずか19日目で復帰発表した今井。その朗報に声援が続々と寄せられている。

 

《歌舞伎出演、おめでとうございます 皆、待ってました。焦らず、体調管理しつつ、最高の舞台になりますように》
《翼くんがまたエンタメの世界で活躍するのを待っていました!おめでとう、ありがとう。本当に良かったです》

【関連画像】

関連カテゴリー: