「『HAMLET-ハムレット-』で主演を務めた菊池さんの評価がすごく高まっていますね。すでに来年の舞台の噂も出ていますし、ジャニーズで舞台に定評のある岡本健一さん(50)や森田剛さん(40)、生田斗真さん(35)の後に続くんじゃないかと言われています」(テレビ局関係者)
19年、初の主演舞台『HAMLET-ハムレット-』が大好評となったSexy Zoneの菊池風磨(24)。挑んだのはシェイクスピア舞台の王道作品だった。
「演出家の森新太郎氏(43)は芸術選奨新人賞や読売演劇大賞などを受賞し、厳しいことでも知られています。そのため当初は『菊池くんは大丈夫だろうか』と心配の声も上がっていました」(スポーツ紙記者)
初日公演が台風で延期になるなどアクシデントもあったが、座長としての役割をまっとう。季節の果物や限定のスイーツを差し入れするなど、気遣いも見せていたという。
「同じグループのメンバーからは『ハムレットは羨ましい!』と言われていたようですが、本人は相当なプレッシャーがあったようです。その反動か、打ち上げでは大盛り上がり。森さんと熱く演劇論をかわしていたと聞きました」(舞台関係者)
ジャニーズ事務所としても2020年は、次世代の活躍が期待されている。
「ジャニー喜多川さん(享年87)がミュージカル志向ということもあって、事務所の中でも舞台に対するウエイトは大きい。世間的には音楽番組も減っていくなか、ドラマや映画の主演は他事務所を含めての争奪戦となっています。また、司会者の枠もライバルは多いですからね。ここで結果を出した菊池さんには大きなアドバンテージがあるといえるでしょう」(芸能関係者)
また今後の菊池を考える上で、モデルケースになりそうなのが生田斗真や風間俊介(36)だという。
「生田さんは劇団☆新感線の常連役者ですし、生粋の舞台役者といった印象です。風間さんも舞台経験が豊富ですし、『朝顔』(フジテレビ系)で演じたような“主演をたてる演技”がピカイチ。2人ともジャニーズとしては異質の“グループに属さない俳優”ですが、しっかりと結果を残しています。今後は菊池さんが“グループに属しながら舞台でも活動する”というパイオニアになるかもしれませんね」(前同・芸能関係者)