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昨年末の23時過ぎ。都内にある隠れ家バーに入るマスク姿のMEGUMI(38)が。20分ほど滞在すると自転車に乗って帰っていった。

 

「この日は彼女の夫・Dragon Ashの降谷建志さん(40)が共同経営するバーの10周年記念パーティだったんです。芸能関係のお客さんも多かったですね」(常連客)

 

深夜0時過ぎ、今度は帽子を目深に被った眼鏡の男性が店に入っていった。新井浩文被告(40)だーー。新井被告は18年7月に派遣型マッサージ店の女性従業員へ強制性交をした容疑で、19年2月に逮捕された。同月に保釈されたが所属事務所(当時)も解雇されている。

 

「昨年9月の初公判で彼は女性に謝罪したものの『合意があった』と無罪を主張。第2回公判では自ら出演する事件当日の“再現ビデオ”を提出して無罪を訴えました。しかし、昨年12月2日に懲役5年の実刑判決が下りました。新井被告はその判決を不服として即日控訴。現在は保釈金750万円で再保釈されています」(政治部記者)

 

新井被告はなぜ、この店に?

 

「彼は昔からDragon Ashのファン。約十年前、メンバーの桜井さんを通じて降谷さんと初対面した時は緊張で手が震えたほどでした。それがいまや共通の友人たちの結婚式の2次会を仕切るなど、降谷さんから信頼される親友になったんです」(音楽関係者)

 

前出の常連客も言う。

 

「これまでも降谷さんの誕生日を祝うなど、このバーは仲間たちの“憩いの場”なんです。ただ降谷さんはこの日、大阪でライブがあったため不在でした」

 

事件当日は「酒に酔っていた」と供述していた新井被告だが、保釈中も懲りずに仲間の酒場へ……。1時間ほど“憩いの場”に滞在した新井は10人ほどの友人らに囲まれながら店から出てきた。新井被告は笑みを浮かべながら手を振るとタクシーを拾って乗り込んだ。

 

「彼は事件後も犯行現場となったマンションにしばらく住んでいました。一部では“恩師”の某女優の世話を受け軽井沢に隠遁中と報じられていますが、実は都内の別のマンションを拠点に生活していると聞いています」(映画関係者)

 

今後の裁判はどうなるのだろう。

 

「高裁の判決が覆される可能性は非常に低いと思います。強制性交等罪の法定刑下限は5年なので、実刑5年が重すぎるとは思えません。もしも被害女性と高額で示談した場合、実刑4年程の減刑になる可能性はありますが、執行猶予の可能性は非常に低いです。早ければ判決は夏ごろと思われます」(神田お茶の水法律事務所・上谷さくら弁護士)

 

判決の日まで、新井被告が“改心”することはあるのだろうかーー。

 

「女性自身」2020年1月21日号 掲載

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