1月31日、バラエティ番組「ザワつく!金曜日 一茂良純ちさ子の会」(テレビ朝日系)で京都の迷惑外国人問題が取り上げられた。タレントの長嶋一茂(54)は、ルールを守らない外国人観光客に怒り心頭。「罰金をとるべき」と主張し、ネット上では賛同の声が上がっている。
京都では外国人観光客の増加に伴い、舞妓をつけまわして無断で写真撮影する「パパラッチ問題」が横行。祇園町南側地区まちづくり協議会は「私道での撮影禁止 許可のない撮影は1万円申し受けます」と書いた看板やポスターを設置したが、効果は薄いという。というのも看板は抑止効果を狙ってのもので、実際に罰金をとる法的拘束力はないからだ。
番組の映像には何人もの外国人観光客がスタッフの静止を無視し、車に轢かれかけながら舞妓を撮影する様子が映されていた。また木造建築の料亭の前で、たばこをポイ捨てする外国人観光客の姿も。
その映像に、長嶋は「今のままだと日本はなめられるよ!」と激怒。罰金を本当にとるべきと主張し、「見回る人に権限を与えて、お金をその場でとれるようにしよう」と提案した。
Twitter上では《本当にとればいいのに》《厳しく取り締まるべき》と、賛同の声が上がっている。一方で、《写真を撮りたい外国人の気持ちもわかる》《有料撮影スペースを設けてはどうか》など、「逆に商売に繋げたほうがいい」という意見も見られた。
ここ数年、京都市民の満足度は減少の一途をたどり、日帰りの日本人観光客も減少。オーバーツーリズムの弊害は、様々なところに表れている。このままでは、外国人しかいない町になってしまうかも……。